ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス1
「ミスター味っ子」と聞いて思い浮かべるものと言えば、陽一の料理を食べたあとのリアクションや絶叫だったり、作る際のパフォーマンスだったりだと思う。今までは私もそう思っていた。
しかし、それよりも観るべき、とても大事な、学ばなければいけないことが多くあるということを知らされた
「料理」とは「食」とは何なのか、料理を作る上で「一番大事なもの」は何のかなどなど学ぶべきところはたくさんある。
それはたぶん一度通しでみただけでは把握することはできない、そう言っても過言ではない。
またしばらくして見返すとまた違う発見があると思う。
発想が飛躍するかもしれないが、私はこう思う。
「ミスター味っ子」が放送を開始したのは1987年である。
この年といえばバブル景気の真っただ中で、日本中が過熱していた時期だ。
この作品は、その頃の日本人に、「モノ作り」の大切さだったり、「気持ち」や「心」の力を再確認してほしいメッセージが込められていたのではないだろうか?
そのメッセージはその頃の日本人が聞かなければいけないものかといえば、そんなことはない。
むしろ今のほうが聞くべき言葉かもしれない。
昔みた記憶がある人はぜひもう一度みてほしい。
きっと新たな感動と多くのことを学べると思う。
魅惑のアコースティックギター伴奏 才能の本能
言わずと知れた「タイムボカン」の人!
このCDではじめてお姿を拝見しましたが、
結構ダンディなオジ様って感じ・・・だからアノ歌声とのギャップが。
・・・
「戦国武将のララバイ」は是非、歴史の授業で採用してほしい!
すでに発表されているかもしれないけど、
武田や今川、伊達に浅井。そして明智とかも聞いてみたい。
「泣き男SUBWAY」は映画のようだし、
ジャンジャカ響くアコギのストロークがかっこいい。
全体を通して笑いの中に哀愁があり、哀愁の中にコメディがある。
「少年の夢は生きている」は多分 山本氏の子供の頃の話し、そして
「ボカンで育って大人になって」はズバリ私達の世代のこと。
こういう微笑ましい懐かしさって、人間の温度を感じることができる!と思います。・・・今風に言えば「癒される」?
ミスター味っ子 満腹定食
週刊少年マガジン発・寺沢大介原作・アニメ製作はなぜかサンライズ、"料理アニメの先駆け"という言葉がぴったりと来るアニメ「ミスター味っ子(昭和62年10月〜平成元年9月)」、私も再放送でながら見たことがあります。
うーん、主題歌の「2(OP曲)・16(ED曲)」と挿入歌の「12」、イメージソングの「4・6・8・10・14」が収録されているだけでも、私としては十分満足ですよ。それ以外にあれこれBGMを入れてきたというのは、どうなのでしょうか^^;。
…しかし、これと、その放映中に入った同時期作品の「鎧伝サムライトルーパー(昭和63年4月〜平成元年3月)」や「獣神ライガー(平成元年3月〜平成2年1月)」が、「製作会社が同じ」とはちょっと考え付かないですね^^;。
TVドラマで登場していた「将太の寿司」もこれと原作者が同じですよ。
ミスター味っ子2(13) <完> (イブニングKC)
作者があまり気乗りせずに始めたせいか、どんどん崩れていく
葛葉のキャラ立てや、いつまでたっても目立たない息子の陽太など
グダグダ感が巻を重ねるごとにひどくなっていましたが、それでも
無理矢理なところはあっても最終的に小奇麗にまとめたのは
さすがというところでしょうか。
ここにきて陽一の父親の話をむしかえすあたりは、普通の漫画なら
茶番もいいとこですが、それを許す雰囲気があるのは、寺沢作品ならでは
という気がします。
なにはともあれごくろうさまでした。次回作にも期待しております。
ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス2
ウィーン少年料理団に始まり、香港編に続いていきます。
完全に原作から脱線して暴走します。
でも、見ていて爽快なんだな!!
個人的には、BOXのイラストも加瀬政広さんにお願いして欲しかったな。