とっても!ラッキーマン(1)~ラッキーマン・誕生編~ [VHS]
日本一運のない少年が、宇宙一ラッキーな正義の味方になって、やってくる宇宙人を倒していくのが主なストーリーのギャグアニメ。
だが、1話でいきなり主人公が死ぬ。運がないとはいえ、始まって15分持たずに主人公が死ぬアニメっていうのは斬新すぎる。また、実力=ラッキーだけで敵を倒してしまうというのも面白い。
ただ、飯時の放送だっただけに汚物ネタ(特にウ○コ)は控えめのほうが良かったと思う。
とっても!ラッキーマン~ヒーロートーナメント1~ [VHS]
この作品は『ジャンプ』で連載されていた『とっても!ラッキーマン』のアニメ化作品である。内容は、日本一ついていない中学生の追手内洋一が、宇宙一ラッキーなヒーローのラッキーマンに変身して地球の平和を守るという、私の持っていたヒーロー像である「かっこいい決め技を持って世界の平和を守る」という部分を根底から覆した作品だ。
今回は今まで宇宙の平和を守ってきたヒーロー星が破壊されかけ、それを阻止するために5対5の勝ち抜き戦を行うのがメインストーリーである。
この作品はマンガ本編にかなり忠実で、マンガを読むとこの話のオチが見えてしまうのが痛いが、それでも各キャラに意外な声優がつく・主題歌が八代亜紀など面白い要素が充実している。
だからこのビデオをお買い上げの際にはぜひマンガと同時購入をおすすめする!
とっても!ラッキーマンBOX2 [DVD]
平和な話から真面目(?)な部分にシフトしていく部分です。
BOX1がどうだったか分かりませんが(買ってないので)、とにかくキャラの動きが高質です。
動きが良いし 声優さんががんばってくれてます。これに尽きます。
漫画から入った私でもとても楽しむことができました。
ただ何となく声優さんの使い回しが多いような。
ラストは少し詰まってしまった感がありますが、それでも十分買う価値はあると思います。
製作側の遊び心がそこら中に散りばめられていて楽しいです。
ラッキーマン好きの方なら是非、買うことをオススメします。
評価の方は、特に星を減らす理由が見当たらなかったので、満点としました。
とっても!ラッキーマン 1 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 か 53-1)
ラッキーマンは小学生のときに読んでいて、それはもう単行本がぼろぼろになるまで読んでいました。
ラッキーをネタにしたギャグはアイデア満載だし、何よりキャラが魅力的。スーパースターマンや努力マンや男のロ・マンが大好きです。意外にラストは泣けるしなあ・・やっぱ作者の出世作にして名作です。
作者はこの後、打ち切り作品を連発して消息が途絶えたのでわりと心配でした。
原作のお仕事が当たってよ・・ゲフンゲフンいやなんでもありません
文庫版にはジャンプコミックス版にあった「組み立て付録」や「ラッキーマンネットワーク」がなくなっていてちょっと残念。
かわりに作者であるガモウひろしのあとがきや落書きが各巻についてます。いろいろと苦労したらしく哀愁漂うコメントばかりだったけど。
例
・近所の子どもたちに「ガモウのくせに」と言われ石を投げられていた
・ほかのマンガのついでに読んでもらえたらラッキーというスタンスで作っていた
(泣)
でもファンレターを送ってくれる人やテレビで好きだと言ってくれる芸人さんもいて、描いててよかったと涙を流した事もあるそうです。
自分も大好きだよ!ガモウ先生!
今読んでも新しい発見があります。ちょくちょく(当時の)大人じゃないとわからないネタも豊富。なので単行本でもう読んだ、なんて方も是非。