3大テノール 世紀の競演
娘が赤ちゃんの時、毎日、朝から夜まで聞き続けた。とにかくお気に入りで、飽きることなく、何年、毎日聞き続けただろうか。3人が日本に公演に来たときどうしても行きたかったが、子供を連れて行くわけにもいかず、また、10万円のチケットに尻込みをしてあきらめた。その子供も大人になった。パバロッティはトリノオリンピックの開会式が最後の舞台となり、昨年の今頃亡くなった。
最近改めて聴いている。20年近く経とうと、やはり良い物は良い。3人のパリコンサートも秋にはお薦めです。
ドミンゴの粋さ、パバロッティの朗々とした天にも抜けるような声は筆舌に尽くしがたい。何度聞いても飽きることはないでしょう。聴くたびに感動し、そして、晴れ晴れとした気分にさせてくれます。
パヴァロッティ・フォーエヴァー
声楽系のクラシックCDはあまり聴かないし、買わないが、パヴァロッティの歌声はやはり手元において置きたいと思った。
ベスト版の宿命で曲ごとの録音状態にばらつきがあり、鑑賞としては落ち着かないが、いろいろなジャンルの名曲が聴けるのはいいとこ取りのメリットである。しかもプライスダウでの発売はうれしい限りである。
美声と歌唱力がすばらしいのは勿論だが、この人の人柄からにじみ出てくる親しみやすさが心地いいと思う。順番再生に飽きたらランダム再生にするとまた新鮮に聞けると思う。
トマ:歌劇「夏の夜の夢」 [DVD]
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」のオペラ化ではなく、シェイクスピアが主人公。
自信喪失に陥り、放蕩する彼を、エリザベス女王が、立ち直らせるというお話。
台詞が多く、オペラというより、かなり演劇っぽいです。舞台は美しいです。
皆演技上手で、違和感がありません。