F1 2010
ハンドルコントローラーでプレイしないと
このゲームの奥深さを存分に楽しめないでしょう。
対応されたハンドルコントローラーじゃないとダメです。
対応してないハンコンだとステアリング感度などが調整できないからです。
感度を調整するのと、しない場合では大きく違ってきます。
対応しているものは主に マイクロソフト や LogiTech 社のハンコンなどが対応しているようです。
HORIとかのハンコンは感度も調整できなかったので注意。
これぐらいシビアに繊細なコントロールでプレイすると、
本当にスポーツをやってるように興奮できるでしょう。
もちろんアシスト機能なども充実しているので、
初心者の方も気軽にF1レースの世界を楽しむことも可能です。
昔のF1ゲームと比べて敵のレーサーのAIが賢くなってるので、
比較的むやみにこちらにブツかってくる事も少ないです。
昔のF1ゲームはレーサーの頭(AI)が良くないようで、ブツかって来られたらすぐにリタイアでしたが。
とりあえず予想よりは良い出来だと感じました。
私はバグは全くありませんでした。
これ以上リアルにしたら難しすぎて誰もついていけないでしょう。
絶妙のバランスに仕上がってると言えるでしょう。
この「シミュレーター過ぎない」「アーケード寄りでもない」
「絶妙のバランス」に仕上げた事を高く評価したい。
グランプリ~Eternal TRUTH~
今まで2、3のオムニバスアルバムに収録されたものの、オリジナルアルバムは廃盤になって久しい1993年の佐藤準の名曲「A LATCHKEY」。93年~94年のフジテレビF1中継のエンディングテーマに使われていたので記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
静かに、そして深く進んでいくピアノの旋律。聞く人の琴線を揺さぶる、少し悲しみの香りのするメロディ。
この曲はもともとF1中継用に作られた曲ではないと思いますが、F1のエンディングテーマの中で最高傑作だと思っています。94年もこの曲が使われたのはセナの事故とは全く無関係ですが、サンマリノGPのエンディングでこの曲が流れたとき、それはセナに対するレクイエムにすら聞こえました。
その「A LATACHKEY」が最もあるべき位置といえるF1のオムニバスに収録されて復活。個人的にはこの1曲だけで1,500円くらいの価値はあると思っています。
残りの1,000円分は1曲目の「BATTLE FOR THE CHAMPIONSHIP」です。これもフュージョン・ロックの名曲だと思います。爽快かつノリノリの気分にさせてくれます。
FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION
お手軽にレースしたいって人やF1知らない人には敷居が高いかも知れません。
COMとのバトルもなかなか楽しいもんです。オーバーテイクする時や
ケツに付けられた時の緊張感がなんともいい感じです。
が、気を抜くと縁石に乗り上げてアボンするから気を抜けずに疲れます・・
AIがなかなか賢いのでコーナ時に真後ろから突っ込んでくるなんて事はあんまりありません。
ただ横への配慮が足りないですな。インを突いてるのに幅寄せ+接触することが結構あります。
あとインターフェイスの改善を。
なんか素っ気無い作りと言うか、見難いと言うか、うーん性に合わないです。
マシンセッティングを保存できないのも×。さすがに毎回毎回いちから設定するのは
面倒くさいですね。
まあ、結構楽しめてますので概ね良好ってとこです。
次回作には更なる進化を期待。
Williams Formula One Team 中嶋一貴
正直、昨年までは「琢磨派」で、パンチのない「一貴」には自国ドライバーでありながら「無関心」でした。F1の写真集って大抵マシンの写真の羅列でマニアックな細部の解説とかが多いですよね。もちろんそういのを自分も好んで読みますが・・・この本のキャッチコピーに「絶対に一貴が好きになる」ってあるんですが、それを見たとき「ホンマかいな」って思いつつも裸の一貴が表紙でしかもウィリアムズのオフィシャルBOOKというではありませんか?中身は、ウィリアムズというわりにニコがいない??不思議もありますが全然いないので(笑)いさぎよい本と思います。しかもとにかく「文章が多い」そして面白い!!この米家さんというライターさんはかなりよいと思います。読み終わるころにはホントに「一貴が好き」になってました!写真集って思って軽く立ち読みなんてしたら疲れます(笑)でも面白い!!そしてマシン全体的にマシンの画像はさほど多くはないのですがとにかく「美しい」・・・印刷が特別なんだと思います。あきらかにF1雑誌とは違います。美しい本なので保存用にもう1冊購入しようと思います。
FORMULA ONE 2009 (講談社MOOK)
テレビやスポーツ紙などで記事を目にしても、専門用語が並んでいたり、
かつての名シーンを引き合いに説明されていたりして、何度か興味を持ったのに
初心者の壁が越えられなかった。
この本読んだら分かるかな〜と恐る恐る見てみたが、
チームの歴史やドライバーの生い立ちなどもリアルに書かれていて、
俄然、臨場感を持ってF1が見られそう。
一方でかなり細かい情報も多くあり、おそらくF1ファンの人にも、私のように初心者の人にもどちらにも満足がいくF1の解説書なんじゃないだろうか。