夢駆ける馬ドリーマー スペシャル・エディション [DVD]
レース中に骨折し、
守銭奴の馬主から見離された百戦錬磨の名馬を、
貧乏な牧場主が引き取って再起をかける。
ぶっちゃけ、ありきたりなストーリーです。
でも、素晴らしく、
ハンパなく面白い。
ありきたりなストーリーで人を心から感動させる事って、
どんな奇抜な作品を生み出すより難しく、
そして価値があるんじゃないかと思います。
そう言えば昔、
志村けんさんが言ってました。
『ちゃんとしたテクニックと間を駆使すれば、
ベタなオチでも十二分に爆笑を起こせる』
↑はあくまでお笑いのロジックですが、
この映画にも通じる部分があると思います。
そーゆー作品の事を『王道』と呼ぶのだと、
この映画を見て感じました。
登場人物達の感情やストーリーの盛り上がりを見事に描いたBGMも圧巻です。
無闇やたらと登場人物を病死させて、
それに“感動”のレッテルをベタ貼りするといった、
昨今の悲恋映画ブームに辟易してる(俺みたいな)方には、
是非見ていただきたい作品ですね。
夢駆ける馬ドリーマー スペシャル・エディション [DVD]
感動モノの定番で子供と動物がメイン、そして全編ベタなストーリー展開。
ですが、ベタ好きな人になら間違いなくお薦め。
これといった穴がないし、モデルとなった実話があるのもこの手の映画としては好材料。
素直に観れば、素直に感動できます。
息子と義父の間で何があったのか、胸にしまいこんでしまった彼らの競馬への想いと夢、夫婦間の愛情・・・。
それらについて具体的に多くを語らせたりせず、台詞の端々と雰囲気から察するに任せた描き方も好感。
ひねりすぎた映画は見飽きたという方には是非観て欲しい。
ハズレクジってことは無いはず。
夢駆ける馬ドリーマー スペシャル・エディション [DVD]
有望な馬がレース中に脚の骨を折ってしまい...普通なら安楽死させるものの馬主の娘(ダコタファニング)の希望で怪我を治し復帰を目指す映画です。 復活するまでの間家計は苦しく、現実を知っていて一歩踏み出す事のできない父親,希望に満ち溢れていて前向きな娘,夫のチャレンジを願い娘の希望を尊重する母親,昔落馬してトラウマになり調教師をしている元騎手。 大人になると現実ばかり考えすぎて夢を追い掛けたり挑戦したりする気持ちをだんだん忘れていくもの。数々の困難がありながらもダコタファニングの影響で周囲の心が動かされていく展開に感動しました。目標があれば何でもできるんだなぁと教えられました。 イイ映画なのでぜひオススメです。実話なので映画のストーリーの中にも入り込みやすいと思いますよ。