鉄拳タッグトーナメント(TEKKEN TAG TOURNAMENT)
2on2になったことから他のシリーズよりも戦略性が深くなっている。単純にコンボの数が増えただとかそう言うことではなく二人のキャラがいったりきたりする中での心理的な駆け引きが他の鉄拳シリーズにない味を引き出している。
キングオブファイターズのように1ラウンド交代でもなく、マブカプのように全滅でもない。どちらか片方の体力がなくなるとラウンドを取られてしまうというシステムが最高に鉄拳シリーズに合っていて、緊張感を引き出す。
鉄拳名物キャラ固有エンディングがしょぼいという所は困ったところだが番外編というところで見逃しましょう・・・。
バーレスク [Blu-ray]
クリスティーナ・ アギレラのパワフルな歌声とシェールの染み渡る歌に、プラダを着た悪魔でいい味を出していたスタンリー・トゥッチと俳優陣はすばらしいです。ただストーリーはありきたりです。誰にでも想像できるチープな内容なので歌を楽しもうと割り切って観ないと、購入してまで繰り返し観るのは辛いです。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。
2007年終わりから、睡眠障害・うつ・顎関節症と体も
心も悲鳴をあげだすまで、自分に無理をさせ、元気な
ふりをしていた私。
一年間、病院に通い、睡眠障害と顎関節症はなんとか
落ち着いてきた頃、しんとする寂しさと向き合うこと
になっていました。
私は何のために生きているのか。日々寂しい、苦しい、
消えてしまいたい。。。その繰り返しでした。
私はACなんじゃないか。。。そう思い始めて、関連の
本もたくさん読みました。
自分のことを書いてあるような内容に、涙があふれた。
そんなとき、ふと目をとめたタイトル、
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』に惹かれて
購入したこの本。
なにもやりがいのない空虚な気持ち、無気力・無感動な
自分は、ずっとやりたかったこと?なんてあるのかな?
そう思いながらも気がついたら読み進めていました。
毎日3ページ、朝一番の思いを書き綴り、週1回の自分の
ために使うアーティストデート。
3日坊主の私にできるのか?・・・いつもやってみようと
思うことを先延ばしにしてしまっていた私。
でも・・・不思議なことに読み終えた私は、ノートを購入して
次の日からモーニングページを始めていました。
今、7週目に入りました。まだまだ、不安定な自分の心を書き
つづっていますが、どんなにマイナスな言葉がでていても、
3ページ書いていると、最後の方には自分を勇気づける言葉が
現れるのには驚きます。
私の思いをそのまんま受け止めてくれるモーニングページ。
ずっと続けられているのは、私が必要としているからだと
納得しています。
今は自分に向き合う時期だと言い聞かせ、これからも続けて
行きたいと思える唯一の本に出会えてよかった。
私はアーティストでもないし才能を開花させ伸ばすとか思っ
たりはしていませんが、自分を癒す、自分に向き合う、
そんな使い方もできる本だと思います。
ジリアン・マイケルズの30日間集中ダイエット [DVD]
女、40歳、154cm、63.1kg、BMI指数は「肥満」で、医師に散歩を指示されましたが、出不精で何日も続かず。
でもジリアンはハードなのに、30日間続きました。それは、全体の時間も各運動の時間も短いのと、厳しい眼差しと愛ある励ましのおかげだと思っています。
タイトル通りには減らなかったけれど、脂肪より筋肉のほうが重いのだから、今は筋肉が増えてる期間、体重の変化に一喜一憂しないでがんばろう!と思いながら続けました。
31日後。60.2Kg、よって-2.9kg。BMIはやはり肥満ですが、見た目は全然違います。5、6kg痩せたように見えます。おなかと背中がごっそり削げて、明らかに胴にくびれができ、胸に筋肉の谷間(笑)ができ、おしりが盛り上がり、ももが細くなりました。
注意。
*痛みを感じたらその動きは中止してください。といっても多分やる気が止まらないと思いますが(笑)
*マットは必須です。ジャンピングジャックはそれでも危険度高いです(整形外科医に跳ぶのはやめろと言われた)。逆に、腕立て伏せ系はマットに手を置いてすると手が沈んで手首が無理な角度になり、手首を傷めます。
*ダンベルは水入りPETボトルでもいいですが、太いため手が小さいと指を傷めます。私は1Kgのダンベルを買いましたが、筋力が足りず肘が痛むことがあるので、初めは0.5でもよかったなと思います。
*私の場合は…ですが(全部そうですが)ふくらはぎや足首は太くなりました。やめたら戻りましたが。
でも、本当にやる気を盛り上げてくれるので、減量はじめの一枚や中だるみの刺激剤にはいいと思います!これをきっかけにいろいろトライして、今56.7kgです。3ヶ月で-6.4、悪くないかな?
ウィキリークスの衝撃 世界を揺るがす機密漏洩の正体
2010年に世界をもっとも揺るがせたパワーといえば、なんといっても「ウィキリークス」であろう。
米国の軍事外交文書の暴露情報サイトとして世界中に衝撃を与えたウィキリークスは、米国だけでなく「世界の外交にとっての9-11テロ」(イタリア外相)となった大事件を引き起こし、その余波は現在でも止まることなく続いている。
米国を筆頭に、ウィキリークスに敵意を抱く勢力とウィキリークスとのあいだのインターネット戦争は、日本人の多くが知らないところで激しく攻防戦を繰り広げているのである。日本がらみの機密文書はいまだ公開されていないだけで、すでにウィキリークスの手にあるのにもかかわらず。
本書は、このウィキリークスのもつ国際政治に与えたインパクトについて、その意味について日本人が考えるための手引きとして書かれたものだ。「日経ビジネスオンライン」に連載された原稿を一書にまとめたものだが、あらためて通読してみて思うのは、インテリジェンス分析の観点からみても興味深い内容になっていることだ。
著者は、米国を中心とした外交、安全保障、インテリジェンス研究の専門家だが、本書では立場によってウィキリークスに対する見方が異なるのは当然という前提のもと、善悪の判断を一方的に下すのではなく、さまざまな角度からなされた分析情報を提供することによって、読者自身が考えるヒントを与えている。
内容は、ウィキリークスの創始者のジュリアン・アサンジ、そして米軍内部の機密情報を漏洩したイラク駐在のインテリジェンス分析官ブラッドリー・マニングという二人の主要プレイヤーのプロファイリング、結果として大規模な情報漏洩が発生させることとなった「9-11テロ」以降の米国のインテリジェンス・コミニティ内部の「情報共有化」という背景、そしてウィキリークスが暴露した機密情報を使って読み解くイラク戦争・アフガン戦争・中東情勢の背景。さらに、「なぜウィキリークスの息の根を止められないのか」というインターネット技術にかんする解説が、背景説明として加えられている。
米国一極中心の世界が終わったのは、米国のパワーが衰えたからというよりも、ウィキリークスもその一つである、インターネット時代の「非国家アクター」の存在が急速に増大化し、拡散しつつあるからだ。米国もそのアクターの一つにしか過ぎない存在となってしまったのである。いわば「何でもあり」の時代に突入した現在、旧来の国家観にもとづいた国際政治学が急速に説得力を失っているのも当然であろう。
「無極性時代のパワー」であるウィキリークスは「時代の申し子」である。いまだ公開されていない日本関連の外交文書や、日本企業がらみの機密文書が公開されたときに備え、知的想像力を鍛えるための必読書として一読することを薦めたい。