
ラブストーリー オリジナル・サウンドトラック(国内盤)
映画(DVD)の方は私が韓国映画にハマるきっかけになった作品。そんな、いとおしい映画のすべてを手元に置きたくて、CD、小説と買い求めました。
CDは何度聴いても各場面が鮮明に甦り、鼻の奥がツ~ンとなります。サントラでこれほど感動したものは過去にありません。
バラエティーに富んだ選曲もこの映画の魅力。特に1曲目とそのバリエーション、そして7曲目のフォークソングと14曲目のブルースが好きです。ただ、ジュヒと幼い娘ジヘの川原でのシーンに流れていた『愛すれば愛するほど』のスキャットバージョンが収められていたら、完璧だったのに…。
ちなみに韓国盤は2曲目の「カノン」が映画使用のものとは別物が収録されています。ということで「OST」を名乗れるのは日本盤のみです。

The Best of
1963年のデビューから66年までのEMI時代のベストアルバム。
マン・フレッドマンを中心としたジャズコンボに
ソウルフルなポール・ジョーンズのボーカルで完成した、
ジャズとブルースの融合的なアプローチがクールでたまらないです。
中でも8曲目「Without You」、9曲目「I Put A Spell On You」はもう完璧です。
そうかと思えば、「5 4 3 2 1」や12曲目「Sha La La」は思いっきりポップであったり、
16曲目「With God On Our Side」、24曲目「If You Gotta Go, Go Now」ではボブ・ディランをカバーしています。
60年代のクールでヒップなグループをお探しながら、マン・フレッドマンはお勧めです。