真・女神転生カードゲーム デビルサマナーワールド 拡張パックAct.1 BOX
ノクターンの次にでてきたデビルサマナー版だがとても絵がきれい。
その悪魔についての説明もついているから集めがいがある。
属性への弱点や抵抗もあるから戦略も奥が深い。
デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 Plus(真・女神転生III NOCTURNE マニアクス クロニクル エディション同梱)
今作、『ライドウ対アバドン王』でついに、というかやっと『MAG』という概念が有効活用されたなと思う。
従来の作品と決定的に違うのが、歩く度に一定量消費したり前作のように召喚時MAGを必要としないこと。 というか『必要』だが、『消費』はしないということかな?
設定的には今作の方がつじつまが合っていると思う。仲魔にした悪魔を『そいつ』のMAGごと『菅』の中に収めるのだから、召喚←→回収(帰還)を繰り返す上では少なくとも実体化の分は減ることは無いはずだから。
そしてこの設定が召喚の制限を取り払い、プレイする上で良い快適性を生み出している。
契約により、術者のMAGのみを用いて仲魔の特技を使用する点も、デビルサマナーとして悪魔の強大な力を制限・コントロールし、術者の力量(MAG)に見合った能力(特技)を使うと考えると納得がいくし、これに『弱点硬直』→『MAGを奪う』というシステムが加わることで緊張感のある、『MAGスケジューリングバトル』が成立している。
お見事です。
真・女神転生 デビルサマナー
〈ディスク1〉
こちらは『真・女神転生 デビルサマナー』というゲーム中にBGMとして掛かっていたオリジナル。今聴くとチープな気がするが、さほど気にならない。
〈ディスク2〉
〈ディスク1〉から選び抜かれた曲のアレンジバージョン。
1曲目『オーヴァーチュア~ソング・オブ・デス(ホテル業魔殿~タイトル/歌:ドン・マッコウ)』は、バロック調のオルガンからハードロックへ。
2曲目『jusq’au jour se le[,]ve…(クローヴァー・ジム/歌:Luka)』は、ウィスパーボイスが特徴的なフレンチポップス。
3曲目『ア・ナロウ・エスケープ!(矢来銀座アーケード街)』は、ジャズ。
4曲目『ムーン・ライト・アンド・アイズ(喫茶アフロ/歌:渡辺瑛美)』は、ブラジリアンハウス?ボサノヴァ?ドラムンベース?
5曲目『魔界彷徨(中華街)』は、オリジナルは中華街なのに魑魅魍魎が跋扈する魔界に大変貌。
6曲目『チャーチャー(異界ダンジョン-アストラル界/歌:せりーぬ田崎)』は、けだるい歌い方が印象に残るフレンチハウス。
7曲目『魔王絶叫!~ロアー・アット・ザ・ダークネス(ボスバトル)』は、ハードロック。
8曲目『そして,夜が明ける…(スタッフロール)』は、ハードロックのバラードみたいな曲。
ハードボイルドな雰囲気の音楽は、ゲームを知らなくてもこれ単体で聴ける程に完成度が高い。〈ディスク2〉を聴くだけでも価値が有る。〈ディスク2〉の2曲目・4曲目・5曲目がお気に入り。
デビルサマナー・ソウル・ハッカーズ
まず、「デビルサマナー悪魔召喚師」の続編ですが、増子さんは3曲しか作曲されていません(前作は約20曲)。
しかし田崎さんや目黒がそれなりに頑張っています。当時は通常戦闘曲を聴いて「なんじゃこりゃあ」と思いましたが、PS版を周回すると違和感がなくなりました。
そう、「違和感がなくなる」がこのサントラの価値そのもので、要するに「慣れないと良さが解らない」レベルの曲揃いです(増子さん除く)。
私はオールドファンですから諭吉一枚で買いましたが、オークションでは一葉さんがボーダーライン。正直、BUSINの様にほぼ全ての曲が合格のサントラとは対極にあるサントラですので、一般的な人には諭吉単位ではお勧め出来ません(だから星3つなんですが)。
ただ、増子さんのアトラス卒業&田崎さんの最後のメインサントラとしては評価出来ます。因みに音質はそれ程良くないです。
真・女神転生 デビルサマナー
セガサターンの中でもトップクラスの難易度を誇るRPGでした。
後半のダンジョンはワープ・落とし穴・移動床・一方通行ドアの嵐で、
攻略本なしで攻略するには相当の気力が必要でしょう。
携帯ゲーム機で手軽に遊べるRPGという観点から見ると、こちらより続編として出た
「ソウルハッカーズ」のほうがよかったようにも思いますが(主にプレイ時間という観点で)、
出た当時のものよりシステムも親切になっていますので、オリジナルよりは
遥かにプレイしやすくなっています。
最近の映像ばかり奇麗なRPGに飽きた人はぜひ。
ちなみに私はクリアするまでに100時間以上かかりました。