DRは龍と立つ (シャレード文庫)
メガネをはずしたら日本人形の様な美貌に加え、天然ボケなお医者様・氷川諒一と、無口で仏頂面ながらも氷川を深く愛する、暴力団真鍋組の次期組長・橘高清和。今回では、前作よりもさらにラブラブな2人の新婚生活に加え、10歳年下の清和を相変わらず猫可愛がりする氷川がみれました('∀`)
そして、キレたら何をしでかすか分からない氷川と、彼に振り回される清和の舎弟たちのやりとりが笑えます!1冊のなかにシリアスあり、ほのぼのあり、感動あり、ラブラブもあってとっても読み応えがありました♪極道の抗争というお話なのに、陰惨さはなくって楽しく読めるのも魅力です(>∀<)
TV版 機動戦士ガンダム 総音楽集
25年近く前のこの音楽集、いまこうしてデジタルマスタリングされたものを聴いてみると、いろいろな思いと感想が湧いてきます。
今は亡き渡辺岳夫さんと、松山祐士さんのお二人の作曲による珠玉の曲たちは、今ではゲームなどにも多用され、また多くの機会音楽に編曲されて巷にあふれかえっているわけですが、この3枚組のCDこそが、まさにガンダム音楽の原点で、これらがLPレコードで発売されたときの喜びがふたたび甦ってきました。私は特に渡辺さんの哀しみを帯びたアダージョ系の音楽が大好きで、同時期のアニメ「ペリーヌ物語」でも彼が多用した、明日への期待をこめた上昇旋律のフィナーレの雰囲気がとても気に入っていたのを思い出しました。
CD化された音はきわめてクリアで、LPで聡?こえなかったかすかな音が聞こえてくるとぞくぞくしてきます。また、いまでは入手困難な曲もあるとのことで、このように徹底的に集められた曲を全集として持つことの喜びがこみあげます。
さらに初めて聴いてから長時間たった現在、思い込みで記憶していたテンポ感やピッチが、これを聞き返すと実は微妙にニュアンスが違っていることを発見し、「ああそうか、この音楽はこんなたおやかな雰囲気だったのか」とか「ここのファンファーレってこんな高音だったっけ」などと新鮮な思いもしたりします。松山氏や戸田恵子氏、当時の音楽プロデューサーへのインタビューなども掲載され、安彦氏の画も多く、読み物も充実しています。
3枚目に収録されたME集、つまり名場面をせりふ抜きで音楽と効果音だけで収??したものは、モノラル録音で古めかしいのですが、何と言うか、ララアの死の場面の音楽でオーボエの優しい音色が出てきたら、私は滂沱と涙が出てきて困りました。中年になっても若いときと同じように、こんなに感動できるのだな、と嬉しかったです。皆さんにおすすめします。
VSーヴァーサスー file4 そびえ立つ海 (富士見ファンタジア文庫)
この巻はややイマイチです。
といっても、十分と言えば十分な質はあります。
ここまで読んだ方はお分かりと思いますが、
到底あと一冊で終わるような話ではありません。
ということは。
……あまり想像はしたくないですね。
もちろんこれが最後と言うことはないでしょうが(そう願いたい)、
いい加減場所を移す時期では、と思わずにはいられません。