ばつ×いち 2 (バンブー・コミックス)
マスターのコーヒーが不味いのが特徴のこの店、その程度は「不味い」を通り越して「毒」だとか。
その拡大図を見ると、妙な泡と煙を噴いていますが、成る程毒々しいですね〜。
しかし、アルバイト店員の由依ちゃんのコーヒーが美味くて、バランスが取れています。
この店に出入りする、マスターの元奥さんや、何でも瞬時に理解してしまう薬局店長らが織りなすこの作品。
由依ちゃんが生き生きとしていて、ギャグとちょっと真面目な部分が錯綜して、大変面白いです。
著者の他作品「夫婦な生活」「わくわくワーキング」その他も同様ですが、気が付くと毎巻買っていて、生活の友になっています。
それは、ほのぼのとしたギャグの面白さに加えて、巧みなヒキがあって、つい引き込まれてしまいます。
本「ばついち」も同様で、第3巻が出たら、必ず買うつもりです。
ところで、巻末漫画では、本作品のモデルになった喫茶店について言及されています。
菓子折と第1巻を渡しておいたと書かれていますが、マスターのコーヒーを毒と表現するなら、菓子折だけでは不足ではありませんか?(笑)
4人の主要登場人物が魅力たっぷりの作品です。
そんな毎日 ポパイ狂騒曲♪ ③ (バンブーコミックス)
外出もほとんどしないので、「ネコの世界」には疎いと思われるポパイに弟ができました。
これでますます題名どうり「狂想曲♪」の世界になりそうです。
私はネコは飼ったことがないのですが、姉が3匹も狭いマンションで飼っている話を聞くと本当に賑やからしいです。
その姉に1巻を貸したのですが、返ってきません(泣。
おまけマンガで作者の近況報告が描かれているのですが、ちょっと胸にくるものがあります。
ネタばれになるので詳しくは書きませんが。
あと、買われた方はカバーをめくってください。
これもネタばれになるので書きませんが、笑えますよ。