Naoki Urasawa's Monster, Vol. 1: Herr Dr Tenma
浦沢直樹の「Monster」の英語版です。
個人的に、浦沢直樹の漫画と英語の組み合わせはすごいはまっていると思う。
雰囲気ありますね。かっこいいです。
英語も一部に医学的な用語がある以外には奇抜な表現はなく、いたって易しいものだと思います。
ただ、すべて大文字なのはやや読みづらかったです。
MASTERキートン BD-BOX [Blu-ray]
諸般の事情により実質上の絶版となっていた原作がMASTERキートン 1 完全版 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)として復活して喜んでいた。
そこにアニメBD-BOX化と、さらに嬉しい知らせ。
本放送の1998年から1999年当時、地元では放送されていなかったので東京の友人にVHS録画してもらい、
月に一回郵送してもらっていたのを思い出す。
(ちなみにこの友人にはTRIGUN DVD-BOX LIMITED EDITIONトライガンも録画してもらっていた)
基本的に「原作をそのまま映像にした」、非常に良くできた作品。
OPや音楽も、世界観にちょうどはまっていた。
もちろん、原作のファンが全員満足するものは作れる訳がないので、そのあたりは評者の贔屓もある。
逆に、原作を知らない人のほうが面白いのかもしれない。
懐古&脳内補正がかかっているのは百も承知で、一度見て欲しい。
特に、評者のように「本放送しか見ていないので、全38話のうち24話までしか知らない」当時のファンにも。
20世紀少年(第2章) 最後の希望 通常版 [DVD]
第1章は原作通りに上手く映像化されていたのですが、第2章は内容を詰め込みすぎでストーリーに破綻をきたしているように感じました。
(前作が原作1〜5巻までだったのに対し、今作は6〜15巻と倍の内容を同じ時間で)
良く言えばテンポはいいのでしょうが…。
キャストも独自の展開も評価できるのですが、原作を知らない人が置いて行かれるのはどうかと思いました。
是非とも、原作を読んで端折られた内容の補完をお勧めします。
MASTERキートン 4 完全版 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
としか言えない自分の語彙の無さ…とほほ
4巻目は どちらかというと近代における人種間の争いにテーマが置かれている話が多い
作品発表当時はまだジプシーと呼ばれていた今なお謎の流民ロマへのナチスの迫害と虐殺
南アの人種隔離政策アパルトヘイトが残した深い爪痕
アイルランドとイギリスの宗教対立も含む今なお続く抗争(戦争?)
古代から連綿と続く民族や宗教の対立・抗争・迫害そして虐殺
それらは近代になっても止むことは無く 今この時もそれは続いている
おそらく人間が存在し得る限り それは決して世の中から消えることはないだろう
そんな中でもその残酷さ そして その後に残る空しさに気付いた者だけは
その争いから一歩身を引いて争うことを止め 平和を祈りながら生きていくべきだ
そんなことを教えられているような4巻目でしたね
ちなみに 製本は少し良くなった
が まだまだ 集英社や講談社の特装版には負けてるぞ
結構なお値段なんだから もうちょっと頑張れ 小学館!
「MONSTER」オリジナルサウンドトラック
デヴィット・シルヴィアンが聴きたいがために購入しました。
デヴィット・シルヴィアンの歌声は、いつまでたっても色褪せませんね。
他の曲はアニメの質上、ダークでミステリアスな曲が多いです。
BGMで聴いてると、なにやらアンニュイな気持ちになります。
悪くはないです。