毎日かあさん8 いがいが反抗期編
子供は成長し、大人は老いていく。
その過程をここまで暖かく描けるのは、彼女ならでは。
確かに、従来のイケイケドンドンではないかもしれないけど、自分の子供が
自分から巣だっていく感覚を絵で言葉で表現出来ること自体が、凄まじい。
いい年して子供のいない自分ですが、何度も何度も胸が詰まりました。
「見守る」感覚を分けて頂けた気分です。
母に、なりたかったなあ。
胸にどすーーんとくるものではないかもしれませんが、じんわりしつこく、
様々な感情を起こさせてくれます。
やっぱり、天才だと思います。
ぼくんち オリジナル・サウンドトラック
~映画のサントラとしては珍しく関西のミュージシャンだけを集めて作られています。どのアーティストも個性派でそれぞれ映画の内容に負けず個性的な曲を提供しています。特にオススメなのがkaja&jammin'と言うバンドで関西では知る人ぞ知るといった感じですがかなり濃いレゲエサウンドに個性的なボーカル、そして唯一ライブ音源を提供しているところからもその実力~~の高さが伺えるといっても良いでしょう~
パーマネント野ばら [DVD]
切ない、なんと切ない映画なのだろう。高校生の純粋さをそのまま保って大人になったかのようななおこを菅野美穂が好演。母親の奔放な恋愛に振り回された過去がトラウマになっているなおこは結婚に一度失敗、わが子ももを連れて母親の経営するパーマネント屋野ばらを手伝っている。そしていま、なおこは高校教師カシマを愛している。小学校からの友人であるみっちゃんやともちゃんの辿る奇妙で破滅的な結婚生活、家庭生活に比べるとなおこの恋愛は至極まっとうに見える。がどこかおかしい。そのおかしさの原因は最後に種明かしされるのだが、その瞬間、さまざまなエピソードを通して、なおこに感情移入してしまった我々の胸には熱いものが込み上げる。先述の友達、あけすけな男談義にあけくれる野ばらの常連客、なおこの理解を超越した考え方で行動する母親(夏木マリ)、母親とは離婚しようとしているおいちゃん(宇崎竜童)らの一挙一動は一見本筋と関係なく思え、ただただ笑えるのだが、最後の種明かしを経て、これらがなおこを取り巻く暖かい地縁社会と原始的な恋愛感情、双方のメタファーになっているのに気づくとき、この作品の見事な構成と味わいに感服するとともに、あらためて「なおこ」という存在を、恋というものへの不可思議さを自分の中で肯定してしまうに違いない。ほんのり悲しい空気を漂わせる作品だが悲観的ではない、「そのままでいいんだよ」というメッセージが伝わってくるハートウォーミングな佳作である。
鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄
おそらく、知らない人にとっては、他愛のない1冊の本かもしれません。
でも、ファンを含め、知っている人にとっては、そんなことは関係ないでしょう。
本書では「豪華メンツ」が鴨志田さんを思い思いに語られています。
思い出か、思い入れか。それぞれの心の中の鴨志田さんがそこにいます。
多くの写真も掲載されています。何だか、みんな、笑った顔ばかりです。
胃痛とストレスに悩む日本人が忘れかけていた、屈託のない笑顔が並んでいます。
そして「鴨ちゃん」を描ける唯一の人、西原理恵子さんのマンガもあります。
西原さんが描く鴨志田穣さんは、時折「人間」としてはどうかと思われるような
振る舞いを見せてくれますが、父として、また、人として真っ当な人であることを
彼女自身の筆が語ってくれています。愛だよ、愛。
CDブックなので、当然ながらCDがついています。
このCDは、必ず笑いながら聴き、決して歌詞を人前で読んじゃイケマセン。
何だか分らないけど、とても恥ずかしい事になってしまいます。
でも、大切な人の前だったら、良いかも知れません。
ファンのための、そんな1冊
副題は「鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション」
毎日かあさん 豪華愛蔵版(初回限定生産DVD2枚組)
泣けます。
いちどごらんください。
いまから結婚するひと、はたまた子供ができるひと。
どくしんのひと。子供が独立して夫(妻)と一緒にいる人
全部OKです。