ウェザーリポーターのためのソラヨミハンドブック
私もリポーターなのですが。
空を見上げるのが好きな方々にも手にとっていただきたい本です。写真が大変きれいです。もちろんできたら本文もお読みになってください。理科で習ったようなしち面倒くささは感じさせません。
空の雲や太陽や月を観るのが楽しくなります。バッグに入る大きさです。密かにソラヨミをして天気を予測したり、気楽に気象の不思議に迫ってみてください。知識として読むのではなく何度でも見て楽しめます。
季刊SORA2011夏号
折り込み特別付録「2011.3.11 東日本大震災 サポーター現地報告記録集」がついていることから入手しました。この付録は東日本大震災による浸水範囲を示す地図とともに各地の被災状況を示す写真がB2判の両面にまとめられたものです。本文ではこれに関連する記事として「高田松原7万分の1の奇跡」が掲載されています。
レビュー者は建築に関心があることから特集「知られざる桂離宮」はとても興味深く読むことができました。また、「海洋気象の読み方」も(レビュー者は門外漢ですが)とても興味深く読むことができました。上記のように特別付録につられての入手だったのですが、とてもよい雑誌に出会った気分になりました。
KIYOTAKA SUGIYAMA MEETS TETSUJI HAYASHI REUNITED
オメガトライブに熱くなり、それからも聴き続けている私にとって、林哲司氏とのコラボレーション、といえば、当然オメガ時代の楽曲を予想させるものだった。
実際、今回の「Reunited」以前にも、「島からの手紙、海からの返事。」のWishing your love、「Veteran」のGlory Loveは、まさにオメガ時代の再来といった印象で、また、何れも名曲だった。「Reunited」もその集大成か、と思いきや、いい意味で違う印象を受けた。
アレンジは、まさに林哲司氏らしい、素晴らしい内容になっているが、楽曲自体は、近年の杉山さんそのものだ。オメガ時代に戻っている訳ではなく、今の、まさに現在進行形の杉山清貴だ。
さて、トップテンの模様を収録した付録のDVD。杉山さん、若い、細い。これも必見だ。
COSMONAUT
個人的ではあるが、この作品は勉強中に流す音楽として、最適だと思う。
藤原さんの奥深い世界観と柔らかな音に、自分が優しく包まれていくのを感じる。
ある程度向き合わないと意味が解らない、難解な歌詞は健在。
しかしながら、分かったときにいかに強く自分に突き刺さるか、ということを考えるとこの作品は素晴らしい完成度だと思う。
また、前述したように、これまでにないBUMPの柔らかなメロディーが、言葉を心に沁み込ませるための後押しをしているように感じる。
同時に、あたかも自分がそっと背中を押されているような、空中を浮遊しているような感覚にとらわれる。
この感覚は、この作品でしか体感できないものだと思う。
そしてそれこそがまさに、藤原さんを中心としたBUMPのメンバーが「COSMONAUT」と名づけたこのアルバムに吹き込んだ音楽であると思うのだ。
おすすめは、「66号線」「宇宙飛行士への手紙」「イノセント」。
「66号線」のストレートな想い、「宇宙飛行士への手紙」の時空表現、「イノセント」の悲痛な印象を受ける叫び。
何にせよ、すべてが名曲。
「BUMPは変わった」「ロックじゃない」「鋭さがない」「衰えた」「厨二病」
よくある批判の数々。
それでもBUMP OF CHICKENというバンドは、ここにいる。
だからこそ僕は、彼らの、形を変え続ける音楽という名の存在証明に、そっと向かい合い続けていきたいと思う。
ジルデコ4 ~ugly beauty~
僕はこういう日本人アーティストを取り上げたかったんだ、という印象である。
Nu JazzなサウンドにSoulさも感じるVocalの組み合わせは他にはない。前作よりも更に洗練された印象で
chihiRoさんの声はますます艶っぽく感受性を深めている印象である。特に「わすれ名草」での表現が僕は好きである。
また、Quasimode、The Five Corners Quintet、Chuck Loebと同系列の音作りは最先端のものであると感じさせ、
生音最優先というのも好印象である。まあ、前記のアーティストほと音がしつこくないのは日本人ゆえなのかなとも感じる。
でも、五郎兵衛的にはJazzyな魅力あふれる「ドレスを着る前に」とか「Jill's bomb」みたいなが一番好きだったりするんだな。
一つ疑問があります!!!なんで、テレビの音楽番組などでこの素晴らしいユニットを取り上げないのでしょうか?
理由を教えて?ねえ?なんで?