Sincerely~MARIYA TAKEUCHI SONGBOOK~
80年代の洋楽ファンで、竹内まりやの歌が好きな人なら、絶対お勧めです。
どの曲も、まりやさんのオリジナルの曲とは、感じの違うアレンジになっています。耳慣れて、それでいて新しいサウンドに生まれ変わった、という印象でした。どの曲も、すべて良かったですが、アルバム最後の「天使のため息」をデュェットでしっとり歌い上げたのがとくに好きです。
オリジナルの曲を知っている人なら、2倍楽しめます。70年、80年代の洋楽が好きな人には、何倍にも楽しみがあります。
ディスコ・フィーバー・ベスト
この80’sディスココンピ集は、他と違って、
ディスコビートとロック・ポップスのほどよい融合が素晴らしい内容だと思います!!
ファンキーミュージック系のアーティストがほとんどなく、
ときめきPWLサウンドとニューウェーブ、ポップロックでの構成が正しく80’sしています。
個人的には、
ヒューマン・リーグのヒューマン
オリビア・ニュートン・ジョンのフィジカル
ヴレッジ・ピープルのYMCA
アバのダンシング・クイーン
辺りが嬉しい収録でした。
ボクが大学生当時の80’sディスコ。
フィジカル、プレイベート・アイズ、レッツ・グルーヴで踊り明かしたのが懐かしい…
Self Control
個人的に80s女性シンガーと聞いて、真っ先に名前が思い浮かぶ内の一人が彼女です。この人は楽曲に本当に恵まれていて、そのクォリティはマドンナやシンディ・ローパーと比べても、全然遜色ないと思ってます。カバーが多いのも特徴ですが、それを自分流に解釈し、よりドラマチックに歌いこなしているのが良いんですね。そして本作は、そんな彼女の中でもピカイチな仕上がり。やはり美麗な1〜3の流れが本作を傑作たらしめている最大の要因でしょう。中でも霧に覆われたような質感を持ち、どこか儚い印象のM2“SELF CONTROL”、これは強力ですね。繰り返しリピートしてしまう曲です。この後も精力的に活動を続け、TVに出演したり、珍しいところでは竹内まりやのトリビュートアルバムでも名前を見ることができます。まだまだ先の期待が持てる人だっただけに、04年の急逝は本当に残念でなりません。