The Universe in a Nutshell
前作に比べて分りやすいとは正直言って思いませんが、イラストが多いので楽しいことはまちがいなし。インドの神話と同じノリで読んだらいいと思います。だってこれが理解できる人って、日本に何人いるんだと居直るのは、やはり凡人のひがみか? それでもここまで人間はたどり着いているのかと感心しつつ、クルミの中の宇宙の中の小さな泡ぶくの一つかもしれない自分が、小さいような大きいような、不思議な気分にさせられます。ストレスの多い毎日のなかで、頭がピヨピヨになる快感を味わえる良書です。
パワーか、フォースか―人間のレベルを測る科学
プロフェッショナルのキネシオロジストとしてこの本を興味深く読みました。
キネシオロジーを使って「人間のレベル」を測定するというアイディアが斬新でした。
0~1000の値で人間のレベルを計ります。
0~200はフォースの領域、200~1000がパワーの領域です。
僕がキネシオロジーを使って実際の多くの方にテストをしました。
すると、ストレスが人間のレベルを落としているということがわかります。
ストレスを解放すると人間のレベルが上がるのが観察されます。
人間のレベルは、一定値ではないのです。
そして、ストレス下にいるとレベルが下がるのです。
どれだけ自分自身でいられるかが自分の意識レベルを高く保つコツなのかもしれませんね。
意識レベルの考え方から博士が得た洞察はとても興味深いものがあります。
この洞察に触れるだけでもこの本を読む価値はあります。
難しいことをやさしく理解しやすく書いてくれているホーキング博士と訳者のエハン・デラビィさんと愛知ソニアさんに感謝です。
アンカーホッキング ファイヤーキング メジャーカップ 250ml
パイレックス 250ml が ヨコ型 なら、
こちらのアンカーホッキングは、タテ型 という感じです。
パイレックス と アンカーホッキングの 背の高さ は、同じくらい なのですが、
アンカーホッキングの方が、( 口の ) 幅が狭い分、こじんまり しています。
パイレックスの口は、広く、平たん です。
こちらの口は、パイレックスより、狭く、
画像にありますように、平たんではありません。
シリコンラップ や
レンジで使えるフタ を使って、レンジで温めるのには、
口が 平たんな パイレックスの方が、いいのでしょうか…?
あまり気になりませんが…。
私が持っている パイレックス250ml では、
50mlは量れても、
60mlは量れませんでした。
50mlから、25mlごとに 目盛りがあるためです。
50mlの次は、75mlなんです。
目盛りは、mlのみ でした。
日本用だったのかな?
こちらのアンカーホッキングは、
50mlから、10mlごとに目盛りがあるため、
60mlでも、量れます!!
目盛りは、2面あります。
1 Cup = 約250ml (洋書レシピ向き) として、
1、3/4、2/3、1/2、1/3、1/4 Cupと
8,6, 4, 2 oz (オンス) という面。
もう1面は、
50〜250ml まで、10mlずつ、目盛りがあります。 50、100、150、200、250mlの所には、数字も書かれています。
0.5dl〜2.5dl まで、0.25dlずつ、目盛りがあります。 0.5、(0.75)、1、(1.25)、1.5、(1.75)、2、(2.25)、2.5dl 。
( )は、目盛りは あるけど、数字が 書かれていない という意味です。
(例)
60mlの所は、目盛りは あるのですが、60という数字は 書かれていません。
0.75dlの所も、目盛りは あるのですが、0.75という数字は 書かれていません。
( )は、目盛りは あるけど、数字が 書かれていない という意味です。
200mlの所は、目盛りがあり、数字も200とあります。
200mlと同じ、200dlの所は、目盛りがあり、2という数字もあります。
(参考)
1cup = 約 237ml (236.64ml) = 8 fl oz = 16T
1T(Tablespoon or Tbsp) = 15cc(正確には14.79ml) = 1/2 fl oz = 3t
1t(teaspoon)= 5cc(正確には4.93ml)
アメリカ計量だと、
大さじ2杯 2T は 1 fl oz 、
大さじ4杯 4T は 2 fl oz = 1/4cup
だそうです。
長々した わかりにくい説明、すみません。
とっても お気に入り なので、説明が 長くなってしまいました…。
とにかくカワイイので、計量以外にも、毎日、大活躍です!!
iwaki パイレックス 村上祥子のだしポット 700ml という 村上祥子さんのシリーズ や
iwaki パイレックス レンジメジャーカップ200ml 500ml も とても良いモノだと思います!
ガラス製のモノは、清潔な感じがして、
大好きです!!
アンカーホッキング や パイレックス のモノが キッチンにあると、
お料理が楽しくなります!!
The Grand Design
この本では宇宙の創生に神はいらない、物理によって解明できると説く。
なぜ、宇宙はいまのような姿なのか?なぜ我々はここにいるのか。
このような疑問に過去の哲学者や伝承などがどのような回答を用意してきたのか
を踏まえつつ、現代物理が解き明かす最先端の物理を極めて平易に示している。
素粒子物理・宇宙物理の概要を知るための読み物としても非常に面白い。
その一方で著者の考える宇宙観に疑問も残った。
著者の主張は「我々の宇宙は量子論的に発生した多重宇宙のなかの一つであり、
その中の物理定数(例えば重力定数や電子の質量など)がなぜ我々の知っている
値なのかは強い人間原理によって決まる」としている。
強い人間原理とは物理定数の値がちょっとでも我々の知っている値からずれていれば、
我々は存在できない環境になってしまうので、その値しか観測されないというものである。
つまり色々な物理定数をもった宇宙がたくさんあってたまたま我々の住んでいる宇宙は
我々の知る値なのだということである。
なぜ宇宙が今のような姿なのか?という疑問に対して人間原理を持ち出すのならば、
何も答えていないような気がするのは私だけであろうか。言い換えると
全ての値を予言できる物理理論は何も予言していないのと同じではないかとすら思える。
最終章ではライフゲーム理論を引き合いに出して、単純なルールから
複雑な世界が生じる可能性を示し、その根底にあるルールがM理論ではないかと説く。
ただしM理論が予測する世界についての記述はない。まだまだ予言能力はないということだろうか。
読んでいて最先端の現代物理学が「なぜ宇宙が創生されたのか?」という問いに対して
答える日が来るのはずっと先なのではないかと考えさせられた。
むしろ基礎物理の限界を考えさせてくれる点もこの本を読んで良かった点だと評価したい。
Dolls [ドールズ] [DVD]
観賞者を選ぶ作品。
"愛だけの映画"と評されたnick_uttさんにほぼ同意するのですが、
波長が合う人には是非とも観て欲しいので付け加えさせて下さい。
個人的には北野作品中ダントツのNo.1でした。
人が、心から人を愛し、愛されながら時間を旅する時、絶望の闇は
希望の光へと変わる。
至福の時が訪れると共にその旅は終焉を迎え、愛は永遠になる───
純粋に愛だけを謳った本当に素晴らしい作品。
何度観てもラストの管野美穂の笑顔で号泣してしまいます。
例えば、過去に大きく傷つき立ち直るまでにひどく時間がかかった人。
人は裏切り、裏切られることを知りながらも、それでも人を愛し続け
たいと願っている人。
そんな人には、必ず心に触れるものがある。絶対に観てほしい。
逆に今までの人生にどうしようもない絶望なんてなかった、と言える
人にはなかなか受け入れられない気がします。
これじゃまるで傷を負った人しかダメみたいだけど、渡辺淳一の
『失楽園』や金原ひとみの『蛇にピアス』等のテーマが好きな人にも
合うと思います(一概には言えませんが)。