バタフライ・エフェクト3 / 最後の選択 無修正版 [DVD]
2までのバタフライ・エフェクトシリーズとは違った流れで、1の切なさ、気持ちをゆさぶられるようなインパクトは無いけど、バタフライ・エフェクトの設定を別な形で生かしていて、タイムリープ絡みのサスペンスものとしては良くできていると思う。最後のどんでん返しもいい。後でよく考えれば、ヒントはあったんだけど、ラストを見るまではわからなかった。シリーズを見てなくても、これだけでも見て面白いと思う。次回作もありそうな結末かな?
バタフライ・エフェクト (竹書房文庫)
主人公・エヴァンの子供時代の物語からストーリーは始まります。
エヴァンは子供時代より突発的な記憶喪失、健忘症と言った方が良いと思いますが。
自分がやっていた事の記憶を失う事がある。
そして彼の目の前で起きた、父親の無残な死
仲の良い幼馴染たちが悪戯から起こしてしまった、悲惨すぎる事件
それをきっかけに変貌するトミー、虐待に苦しむケイリー
これでもかと言わないばかりにエヴァンには辛すぎる人生が続きます。
そうした過去から逃れたがっていたエヴァンは、自らの過去の日記を読むころで、記憶を手繰り寄せ
タイムスリップをすることになる。
物語の展開は、自分のつらい人生を変えようとするエヴァンが、変えるたびにより悲惨な人生を繰り返すことになる。
どんなに変えようとしても、変えようとしてもそれは変わらない。
タイムトラベルものにはよくある展開です。物語は常に悪魔的なトミーと恋人のケイリーの二人が軸となって進んでいきます。
どれも使い古されたとの印象は拭えませんが。
謎めいた展開、自らの過去に葛藤するエヴァンやトミーやケイリーの幼馴染たち
それが物語を引き込まれるものにしてくれます。
ラストはハッピーエンドですが、拍子抜けするような印象は拭えませんでした。さんざん苦悩させられながら、それをあっさり打ち切られた。
そんな感じです。
それと主人公が繰り返される歴史の中でたどりついたものは、自らの過去への決別だったのは理解できますが
その理由が、運命を変える事を放棄する事で、過去と決別する。
それだけにしか感じられませんでした。もう少しエヴァンが得たものが何であったか
その描写を行って欲しかった。
バタフライエフェクト
評価が難しいです。今聴きながらレビュー書いてますけど、取りあえず捨て曲と呼べるものはありません。というかかつてないほどバンドサウンドの整合感が高まっています。逆に荒削り感は大幅に減退してるのでそういうのは期待しないほうがいいです。
通常邦楽の歌ものロックは
(Aメロ→Bメロ→サビ)×2→大サビ&ブリッジ→サビ
という流れが主流ですが、ジェネは最初のサビまでの助走が長くて、最初のサビの後にブリッジが来るスタイルの曲が殆どです。そのため、今まではテンポの速さや独特の音像で間延びを避けていましたが、今回はメロディーの振れ幅が飛躍的に進化したことでファストからバラードまでどれもフックが立っています。試聴では分かりませんが個人的に菜々のサビメロは今年度トップ10に入れたい程の絶品。
出だし2曲、特に揚羽蝶は今までのジェネの集大成とリズムセクションのスキルアップを感じるめっちゃカッコイイ曲です。
さて、なんで『ちょいだれる』という表現をしたのか。ずばりラスト4曲がミドル&バラードというのは正直今のジェネのサウンドでは間延びする展開に感じてしまったからです。こんだけスキルあるなら最後手前辺りに前作の(傘)に通ずるシンガロングナンバーが欲しかったです。勿論曲自体はレベル高いです。ギターのコウキさんに関しては、(蜃気楼)では新しいエフェクトを、(すばらしい日々)では新しいコード進行をイントロから聴かせてくれます。
パワーバタフライ
BIG POPPERが良かったので,ちょっと心配しながら
買ってみましたが,GOOD!!の一言でした。
BIG POPPERよりも洗練された感じがしますが,その
分しっかりと考えて作られている気がしました。
遊び心もあり,胸を締め付けられる歌詞あり,leccaの魅力を
余すことなく発揮されたアルバムだと思います。
独特の声の感じが歌詞とマッチしていて,魅力を増しています。
低音でしっかりと歌い込む時もあれば,少し音をあげて声質を軽
くできる切り替えも,いろいろな曲想にマッチしていて,聞き飽
きません。
胸に染みる,クスッと笑える,青空が見えたり,切ない雨が見
えたりといろんな風景が見えてくる,シーンが目に浮かびます。
ジャンルを越えて,是非聞いて欲しいです。
バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]
評論家の前田有一先生が大絶賛していたので、めちゃくちゃ期待しながら鑑賞しました。
その期待をはるかに越えた出来で、感動させられました。
本当にその人のことが好きなら、その人を諦めなくちゃならない時もあるんだよね……
とにかく良い映画でした。
とりあえず作中にあのセブンが出てきたのには驚いた。