刑事マガジン V (タツミムック)
今号で5号目となるが、今回も『相棒』映画化記念や現在放映中の『season6』を基に水谷豊&寺脇康文両氏を筆頭に各レギュラー陣やスタッフのインタビューや撮影秘話が満載である。
本書自身『相棒』に関しては創刊号から毎号特集を組んでおり、毎回愛読している私も本書から『相棒』を知るきっかけとなり、今シーズンから毎週見続け始めた次第である。1話1話の物語が丁寧で緻密に作られており、『踊る大捜査線』のようなテンポや派手さはないが、ボディブローのようにじわじわと効いてくるのが『相棒』の面白さであり、だからこそ人気が徐々に拡大し、誕生から7年目にして見事映画化に至ったのだと思う。その意味でも本書が『相棒』人気の火付け役を果たした役割は大きいと思う。
他にも『相棒』と同じく、毎号特集を組まれている『ケータイ刑事』や仲間由紀恵&泉ピン子主演のTBSドラマ『ジョシデカ!』(10〜12月放映)も紹介されている。
個人的には毎回楽しみにしている『THE刑事ACTORS FILE』のコーナーで今回は加納竜氏が取り上げられており、映画『愛と誠・完結編』 の主人公・太賀誠役に大抜擢された撮影秘話や『刑事犬カール』での共演カールの裏話、『鉄道公安官』での亡き名優(6/1逝去)石立鉄男氏との思い出、『西部警察』で桐生一馬=“リュウ”刑事を演じ、撮影での数々の危険なアクションの苦労話に興味を惹かれました。
今秋からCS日テレプラスで放映される伝説の刑事ドラマ『大都会』が紹介されていましたが、できれば次号では『大都会』の総特集を組み、黒岩刑事(クロ)役の渡哲也氏、大内刑事(坊主)役の小野武彦氏、牧野刑事(ジロー)役の寺尾聰氏、上条刑事(サル)役の峰竜太氏、虎田刑事(トラ)役の星正人氏、宮本刑事(弁慶)役の刈谷俊介氏、神刑事(ジン)役の神田正輝氏のインタビューもぜひお願いします。“バカ長”を熱演した加川課長役の高城淳一氏のインタビューも…。
ARB COMPLETE BEST 1978~1990魂
リアル世代として涙が出た・・正直イエローブラッド以降は全くARBを聴かなくなってしまったし、役者にかぶれた凌も嫌になった。昔よく聴いた音楽を改めて聴くとそれほど良くなかったり古さを感じてがっかりする事が結構多いと思うが、このアルバムに収録される絶頂期(個人的に田中がいた「トラブル中毒」まで)のARBは良い意味で期待を裏切ってくれた。魂が震え胸の中が痒くなります。やっぱ凌はARBは凄かった!新たな若者に聴いて欲しいと節に思う次第です。選曲もまぁ納得のいくところで是非に!!!
LOCUS
待望のARBのLIVE版です(^^) 最近のアルバムは(特にKAZA-BANA)はLIVE版に負けない出来だと思いましたが、やっぱりARBはLIVEがいいですよ! 25周年ということもあり、現在のメンバーによるテイクですが、昔からの名曲も沢山入っており、最近ARBを知った人にも、ARBって?って人にも是非聞いていただきたい1枚です。これまで、ビッグヒットの無いバンドだけに『知る人ぞ知る』ところがあるバンドですが、歌詞カードを見ながらちゃんと聴いてみてください。回数を重ねるごとに、必ず『魂』に響いてきます。
陰獣 [DVD]
ホラーな部分が入った推理(犯人は誰?系)+サスペンス物だが
これはこれでなかなか楽しめた。
一度全部観た後にもう一度見ると一回目は何気なく
見落としがちだった、どうでもいいような部分が
実は重要な伏線だったようなシーンがちらほらと見られ
かなり細部に至るまで細かい作りであると感心させられる。
しかし、最後の最後まで真犯人が分からず
ラスト(それも最後の最後)の意外な展開に
思わず「えっ・・・?!」と言わさしめるほどハッとさせられた。
この映画のラストと真犯人は決してまだ見ていない人には
話してはいけない・・・。
・・・と、言うより一度も見ていない状態で
途中で真犯人とそのトリックを全部見破れる人がいたら
相当にスゴイと思う・・・。
(そんなスゴイ人は100人に1人もいないとは思うけど・・・)