ジャズの歴史物語 油井正一
昭和51年3月10日第五版発行、とある30年以上も前に夢中で読んだ『ジャズの歴史物語』の復刻版を今回改めて手にした。極めて優れたこの本は、超一級の学術的歴史書である一方で、ジャズ・ジャイアントたちのエピソードも織り交ぜ、堅苦しくとっつき難い感じは微塵もなく、それが「ジャズの歴史」ではなく「ジャズの歴史物語」というタイトルになった所以なのだろう。
この本に対し、最大の賞賛を与えても与えすぎるということはないと断言できるが、その文学的な術を持ち合わせていない小生とっては、巻末で村井康司氏が解説で述べておられる、
「〜これだけ見事なジャズについての洞察が日本人によってなされたことを、われわれはもっと誇りに思っていい」や
平岡正明氏の「〜アメリカの黒人ジャズメンは日本に油井正一がいることを幸福と思わなくてはいけない〜」
はまさに正鵠を得た賛辞であり、今更素人が小賢しく述べる必要もないだろう。
内容についていえば、学生時代は特に後期のモダンの頁ばかり繰り返し読んだものだが、今は前期のジャズが産声を上げたころのエピソードが、ジャズというものがどのように発展して行ったのかが手にとるように判り、容易に追体験できる。どの分野でも、先達有っての変化・発展ということを痛感させられる。
ともかく、ジャズに関心の有る無しに関わらず、何人が蔵書に加えるべき名著であり、今直ぐ書店に走って買い求めるべきと断言したい!!!
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」/ミシシッピ組曲/ナイアガラ大瀑布
別CDのハリウッド組曲・ハドソン組曲・デスヴァレー組曲を聴いて、「素晴らしい!」と拍手!
無名のストロンバーグという指揮者とマイナーなボーマス響、一度聴いてみてください。
昔出ていた、ドラティ・バーンスタイン・オマンディなんかより遥かにオケの技量も指揮者の表現力も上です。
音も最高でこれがたった1000円で買えるなんて、さっそくネット購入しました。
ザ・ゲームメーカー ~ジャレコ編~ [DVD]
ゲームセンターCX制作スタッフさんによるDVDでしたので、
期待し過ぎて
少し残念な気分には〜なりましたが〜
中山さんの
プレイ、
ソフト紹介、
有野さんアメザリさんの短いプレイ映像〜
お二人のコメンタリーが面白かったです〜
タレントさんが
長く出ていると、
DVDの価格が上がっちゃうから〜抑制したんですかね?
個人的には
価格が上がってもいいから、有野さん達のプレイ映像を長く観たかったです!
まあ〜内容には少し不満ですが、価格で納得した感じです。
CXと課長ファンなので〜三月に出るDVDも買いますが〜
もう少し面白く
してほしいです。
まあ〜CXとは別物と考えるのが正論なんでしょうが、
ついつい期待しちゃうのは〜罪ですかね〜
ぼちぼちです〜
ミシシッピー・マイル
John Oatesの3作目となるソロ作だ。
前作でも美しいルーツソウルフォークアルバムだったが本作はより一層ルーツに根差したアメリカンルーツミュージック作。
ドブロやハモンドB3オルガン、スライドギターやブルースハープに誘われ入るJohn Oatesのディープで生々しい歌声が素敵だ。
粘りのある跳ねるリズムにアメリカントラディショナルな弦楽器で奏でられる泥臭いカントリー&ブルース。
しかしながらOatesらしくもある端正でスマートな空気がサウンド全体を包み込んでおり優しく美しい。
アメリカンクラシックとも言える名曲のカバー中心、「You Make My Dreams」も新たな世界観で嬉しいセルフカバー。
ニオイガメ、ドロガメの医・食・住
安価なミドリガメ(アカミミガメ)、ゼニガメ(クサガメ)、スッポンの幼体などを
飼ったのはいいけど成長したらかなり大きくなり持て余してしまった・・・
なんて人は結構いるのでは?
(捨てられたアカミミガメが生態系破壊の原因になっているのは有名)
これらの種は一部を除いて成体でもそれほど大きくないですし、
価格も爬虫類としては安価(上記の種よりは高価ですが)なので
カメを飼うならこれらの種も検討の余地は十分にあります。
(気が荒い種類が多く、喧嘩し易いのが欠点ですが)
それらの種を専門に書いている書籍です。
中でも安価かつ入手が比較的容易でこの仲間の入門種と言える
ミシシッピニオイガメに多くのページが割かれているのも良し。
ちなみに私もミシシッピニオイとカブトニオイ(ワニガメよりこっちがガメラっぽい)
を飼っていますがいいカメですよ。