CIRCLE CYCLE(初回限定盤)(DVD付)
前回とはまた違った雰囲気を持っている今作。
しかし柴咲コウの素晴らしい歌詞世界は健在。
ホントにすばらしくて最近は柴咲コウの過去のアルバムとかも含めてヘビロテ
です。
今作では特にお勧めは
パラレル ワールドリィーディング
サヨナラブ
アイネクライネ
LOVE paranoiaほどとっつきやすくはない
ですが独自の路線を追求している姿勢に好感が持てます。
舞妓Haaaan!!! [DVD]
食品会社のサラリーマン鬼塚公彦のストレートな性格と行動がとても気持ち
よかった。ストーリーも「予測不可能」なんだけど、とても素直な表現が最初
から最後まで貫かれているのは、「やられた!」という感じ。柴崎コウ、この
映画でも熱演。独特の存在感と演技力は天晴れです。
ここの登場人物の「ハイテンション」から元気をもらいました。
愛迷エレジー(DVD付)
今回は、初音ミク、GUMI、そして前のアルバム曲「愛 think so,」でお馴染みのとぴさん、そしてmarinaさん、mirtoさん、さらに作曲者DECO*27さんというバラエティー豊かな歌い手で構成されています。
歌い手さんに関しては、有名な曲ではミクやGUMIで聞きなれている方もおり、賛否両論ありそうですが、今回聴いた感じでは、どの方も曲に合った歌い方で、自然に受け入れられました。あくが強い歌い方ではないという点が、ネックなのかもしれません。
「愛迷エレジー」を歌っているmarinaさんの、素朴ながらに若い女性らしい芯の強さを感じさせる「モザイクロール」と「弱虫モンブラン」。
mirtoさんは初めて聴いたのですが、アレンジver「愛言葉」では、その可愛らしくもしつこくない甘さの声に聴き惚れました。
とぴさんは前回同様、あっさりめの醤油のような(おっと、こう言うとアルバムイメージ崩壊ですね;)飽きのこないさっぱりとした歌声と、深すぎず浅すぎない歌い方が良いですね。
DECO*27さんは、唯一このアルバムの男性ボーカルで、男性視点からの曲「ベリーブルー」を歌われてます。愛嬌のある歌い方と声は、男性視点なのに可愛らしくて、ちょっと甘みの強い歌詞の「ベリーブルー」そのイメージ通りです!
そしてお馴染みの歌姫! 初音ミクとGUMIが歌う新曲もいいですね!
女の子の、甘いのにちょっと苦い感情が、菓子……じゃなくて歌詞にされ、曲で運ばれ、まるで、歌詞カードに大量に描かれているケーキなどのお菓子を、耳で食んでいる気分です。
新曲以外にも、今回はアレンジが素晴らしい。
やわらかく、かわいらしくアレンジされた「愛言葉」「弱虫モンブラン」「モザイクロール」の三曲は、原曲を残していながらも新しく生まれ変わっていて、まるで新曲。いやはや、新しい出会いをした心地です。
今回テーマは〈大切が故に傷つけてしまう〉「哀」のようですが……うん、確かに!
その、愛情のこんがらがってしまっている様子が、曲を聴いてると目に浮かびます。
「哀」とはありますが、なんだかその可愛らしくも深い歌詞がくすぐったく、微笑ましく、くすり、となります。
つるかめ助産院
「食堂かたつむり」は読みたいと思いつつまだ読んでいないのですが、
この作品は「素敵」な要素がぎゅっとつまっている、大切にしたい小説だと思いました。
つい、日常をこなすことに精一杯になっていると忘れがちになってしまうことや、
生きてゆく上で大切にしたいことを、小川糸さんに、肩をやさしくたたかれ、手渡してもらったような気持ちです。
妊婦の方も、そうではない方も、最後はほっこりした気分になれる、やさしい作品だと思います。