Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl [DVD] [Import]
発売前ですが。
映画館で見て何度でも見たいと思った映画はこれが初めてです。
見ている人は10回以上見ていると言うこの夏一番の隠れ大ヒットでしょう。
DVDが出ると言う事は本当に待ち遠しく、きっと見逃してしまった人も買いますよね。
内容はもちろん、音楽、何よりもキャストに全く外れの無い布陣。
あえて言うならば、続きが待ち遠しくてたまらないと言う想いに駆られつづけなければならないのは苦痛かもしれませんね。
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド [DVD]
デッドマンズ・チェストに続く完結編ということで、一応見てみました。
今回の見所は迫力ある戦闘シーンと「自由」という言葉が誰よりも似合うジャックが何人もの自分自身と対話するシーンですかね。
大切なものを守るため、束縛された自由を選ぶのか。
めずらしく人間らしい感情を露わにするジョニー・デップの演技が印象に残りました。
だけど、それだけです。
主人公が誰だかわからなくなってしまいました。
主要メンバー3人の勢力図がここにきてガラリと変わってしまった。
どんなにまわりのキャラクターが濃くても軸となる主人公がいなければ、観客は混乱してしまいます。
それがよけいにストーリーをわかりにくくさせてしまったように感じました。
おまけに貿易利益を独占しようとする東インド会社が絡んでくることによって、物語は現実味を帯び、
1作目にあったファンタジーが海の泡となって消えてしまいました。
人間模様も泥沼のようになってしまって、1作目を見終わったときのような感動はありませんでした。
1作目だけで終わっておけば、ジャック・スパロウは永遠の海賊として、この映画は名作として、心に残ったかもしれないのに。
残念です。
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト [DVD]
自分は映画館で観たけど、とても面白かったと思います。
たしかに他のレビュアーの言うとおり、人気に便乗した利益目当ての続編と考えても仕方ないと思われるふしは多々あるし、3作目に続くゆえの消化不良なストーリーも問題あるとは思います。しかし過去の大作映画、スターウォーズやバックトゥーザフューチャー、などを見た人はわかるとは思いますが、2作目は大抵3作目につなげる橋渡しの作品になってます。この辺はエンターテイメント重視の大作映画のお約束と考えればさほど気になりません。
それにスタッフ、キャストは決して気を抜いたり、手を抜いたりはしてませんよね。
とにかく面白いですよ。3作目も見に行きますよ。
トロイ
先日映画Troyを見てきた。Troyの国のHector(Eric Banaが演じた)が素晴らしく良く、また、エンディングの歌のJosh Grobanの声が美しかった。映画ではギリシャの彫刻のように美しい青年たち、女性たちが現れているが、それらすべてが歴史のはるかかなたで我々は斯く生きたのだよ、と訴えかけつつ、はるか記憶のかなたへ遠ざかっていくような気がする。Joshが歌う、”Remember”を聞きつつ、そんなことを思う。
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち [DVD]
美しい総督の娘エリザベスはかつて海上で助けた少年ウィルが身につけていた黄金のメダルを手に入れ、今も密かに保管していた。そんなある日、突然ブラックパール号に乗ったバルボッサ率いる冷酷な海賊たちが町に現われ、エリザベスがさらわれてしまう。海賊の目的は、彼女がその時身につけていた例のメダルだった。一方、鍛冶屋で働く逞しい若者へと成長したウィルは、幽閉されていた元ブラックパール号船長で一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、エリザベスの救出に向かう。
もうわざわざ説明しなくてもいいと思いますが、パイレーツオブ・カリビアンの1作目です。個人的には3作品の中で最初が一番面白いと思います。キャラクターがそれぞれ確立されているし、ジョニーデップ演じるジャック・スパロウはその中でも特に異質。見ていて飽きないし、その行動、発想、仕草どれをとってもよく作りこまれているなぁ、と感じます。
いろんな年代の人が見て楽しめる作品です。