ゲッターロボ大決戦!
このゲーム、ゲッター大好きな人なら星4~5でしょうが、よくわかんない人だとまぁよくて星3が限度かなという気がします。それほど好みが分かれます。一概に言い切れません、このゲーム。スパロボ慣れしてるから大丈夫と思ってやったら、痛い目見ました。シナリオは、原作版とアニメ版をうまくあわせ、さらに独自なものに仕上がっています。キャラクターもなかなかの充実です。シナリオそのものの出来は、スパロボより劣るかもしれません。スパロボ程長くもありません。分岐も少ないです。しかし、インターミッション(?)画面で出来る合体シュミレーションはオススメします。ゲッターの大事な要素の一つともいえる「合体」の醍醐味を、わずかながらも味わえますからね。意外とのめり込みますよ・・・。使われている音楽もなかなかマッチしていて結構いいですよ。
デジタルエモーションベスト ゲッターロボ大決戦!
ゲッター好きなら満足のいく作品でしょう。
しかし、ヘビーなファンになると満足度はまた
違ってくるかもしれませんね。自分はアニメ真ゲッターしか
知らない底の浅いミーハーファンなので、恐竜帝国、百鬼帝国
など始終知らない敵との戦いばかりで新鮮で格好良いゲッター
ワールドを堪能できました。
新ゲッターロボ(3) [DVD]
本シリーズは他のゲッターに比べてオカルト風味が強いが、本巻では鬼の本拠地・平安時代へ行ってしまう。
……とだけ書くとどんなロボットアニメだよと呆れてしまうが、そこは銃どころか空中蒸気戦艦が鬼の城へ向けて大砲を撃つという「柳生十兵衛死す」な世界。ゲッターロボのみならず、石川賢のスーパー時代劇も好きな人にはなかなか燃える展開になってきました。
ただ、敵として安倍晴明がクローズアップされ、鬼のミステリアスな部分が激減しているのが気になるところ。鬼という敵を配したからには手天童子とまでは言いませんが、人間のどろどろした部分を語り切って欲しいものです。
ゲッターロボG (双葉文庫―名作シリーズ)
初代ゲッターやこの後の真やアークに比べると、ギャグっぽい展開も多く、ずいぶんと雰囲気が柔らかく読みやすい。
といっても一般人は相変わらずよく犠牲になるが・・・。
ストーリーの展開の仕方は時代を感じさせられて、OVAから入った自分のような人間からすると戸惑いはある。
ビルの中を正確に飛ぶドラゴン号を見て、ビルがデカいのかドラゴン号が小さくなってるのかとか疑問を感じたり、真ドラゴンのデザインの元ネタがここにあったかーと発見に喜びを感じつつも、アトランティスのくだりいらなくない?とか思ってしまったり。
まあロボットものに対していちいち細かいことを気にしてはいけないのだろう。
そもそもゲッターロボの発想自体が奇抜なのだから。
物語はいったんGで区切りを迎えるが、これからがゲッターロボの本番だ。
ぜひとも真以降も読んでいただきたい。
まさかドラゴンがあんなことになるとはねえ・・・。