ディキシー・チキン
LAやNYCだけがアメリカじゃない。中西部のコーンベルト、アリゾナの大砂漠、ミッシシピーデルタ....アメリカの広大でアーシーな大地を連想させるバンドがリトルフィートだ。洗練されたリズム隊が北部のタフな大都会の人種混合を、スライドギターの音色が南部の田舎の懐かしさを、ラフなスタイルのボーカルが開放的な人々のライフスタイルを思い起こさせる。リトルフィートの音は、アメリカ南部志向の非アメリカ的ミュージシャン達ーーストーンズ、ザ・バンド、エリッククラプトン、スティービーウィンウッドーーとは大きく違う。リトルフィートの音にはアメリカの大地の血と肉と言ったものが良くも悪くもしっかりと刻み込まれていると感じる。僕にとって「アメリカンバンド」の原点はこのリトルフィートや一時期のドゥービーブラザースにある。彼らの持つこのアメリカ的良さは後のヒューイルイスアンドニュースやブルースホーンズビーアンドレイジらによりポップな形で継承されていったと思う。
グループの中心人物故ローエルジョージがプロデュースしたアメリカンテイストに溢れる本作は、全曲スケールの大きい、ルーズでファンキーな演奏を収めた出来の良い曲揃いで、やはり彼らの最高傑作と言えるだろう。CD化によってLPの時代よりキーボードやリズムセクションの細かいアンジューレション等が聴き取れるようになって魅力が増大した。
ディキシー・チキン
名実共に彼らの3rdアルバムは、名盤にふさわしい。史上最強のリズムセクションを擁したこのアルバムはニューオーリンズを消化し、さりげなく我々の前に提出してみせた。おもむろにスローではじまるon your way down,サム・クレイトンのコンガのリズムを基調にポールのきざむリズム、ローウェルのスライドが控えめにリズムの糸を束ねていくところは、まさにファンキー。トゥーサンのオリジナルとは違う、解釈がなされている、two trainsと共に絶妙なノリを創りあげた。まさにリトル・フィートのロックの歴史に刻まれるべきアルバムである。1973年の作品。
チキン・リトル [DVD]
なかなか宇宙戦争やらなんやらかんやらのパロディもあり笑える所は笑えたのだが、イマイチ話がテンポよすぎというか展開が早いような気がしてしまうのですが・・・
話の内容はとてもディズニーらしいと思いました。ただ今までのディズニーとかわらないといってしまえばかわらないのでそれ以上でも以下でもないのですが・・・しかし初の3D作品という事でその映像の細かさには驚きました。(ちゃんとデイズニーらしい雰囲気を残して3D化してますし)
チキン
不良、喧嘩、犯罪・・・・
非社会的なネタ盛り沢山の中で、なぜか心打たれ、登場人物の魅力に引き込まれるストーリー
400ページ以上の分厚さを感じさせず、本の世界に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまった・・・・
不良に無縁の私だが、本当におもしろかった・・・
クローズとかドロップとかワーストとかを好きな人だったら、もっと読み応えを感じると思う
映画ドロップで水嶋ヒロが演じた本人・井口達也のかっこよさに惹かれると思う
読み終えた後に、爽快感と、この先をもっと知りたいと思える一冊
反響によっては漫画化、映画化もありえるこの一冊
あのクローズの高橋ヒロシ氏が表紙を描いているところも注目!
読む価値あり!
※ネタばれになるので、内容については割愛します。