ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)
数千年前に作られた世界最古の文学作品、『ギルガメシュ叙事詩』。ギルガメシュやエンキドゥ、杉の森の怪物フンババの名は『ファイナルファンタジー』などで最近では有名かもしれない。
剛勇無双の友エンキドゥが、ウルクを襲撃した『天の雄牛』を殺した罰として神々から呪いをかけられ死んだ様を見て、ギルガメシュは死への恐怖に憑かれる。永遠の生命を得るために世界を彷徨うギルガメシュ。旅の途中出遭った謎の女性シドゥリがギルガメシュを諭す言葉は深く優しい。しかしその言葉に納得しないギルガメシュはなおも旅を続け、遂に神の恩寵によって永遠に生きるという賢人ウトナピシュティムに会うが…。
数千年も前から永遠の生命の獲得は人類の夢であったのだ。人類は今もその夢を科学技術によって追い続けている。求めても永遠の生命など得られるはずのなかった古代の人々は、それに対してどのような答えを出したのか。古代の人々の人間観・生命観が伝わってくる物語。世界最古にも関らず、その文学性は現代でもなおその光を失っていない。部分的なエピソードが、何より物語の結末が失われていることが惜しまれる。
MUSIC
今回のアルバムはいつものギルガメッシュのようなヘヴィロックを基軸にミクスチャー的要素を詰め込んだかんじです。
今までのヘヴィさに耳が慣れている人は、演奏にのっかるプログラミング音に抵抗があるかもしれません。
個人としてはこのアルバムは好きですが、ミクスチャー的要素が好きでない方には、あまりお勧めできないかもしれません。
GO(初回受注限定生産盤)(DVD付)
ギルガメッシュは元々メロを大事にするバンドで メロを忘れずにしっかりと音を乗せてく感じ。 今回はガチャガチャうるさくないし、とても聞きやすい 個人的には満足のいくアルバムの一つ。 音が足りないだの賛否両論ありますが ミクスチャー路線に変えたのは前からの事なので、 激しいのが足りないならDirだったり洋楽を聞けばいい。 個人的には ミクスチャーロックに磨きをかけた ギルガメッシュの新境地だと思います。 (シングルのBREAK DOWNを聞けば分かる) 誰が聞いても聞きやすく、 ライブでは一体感が生まれるのでは?? 彼ららしい一枚