鳴くかウグイス 小林家の受験騒動記
ミステリー作家でありながら、ミステリーでない一般小説に挑戦したことが、いい方に生きているように思われる。言い回しにはミステリー作家らしさが散見されるけれど、悪い雰囲気はまったくない。
読みながら、自分が高校や大学を受験したとき、両親はもしかしたら、作中の両親のように考えていたのだろうかとか、自分が親になって、子供が受験すると言い出したときに考えたことなど、つらつらと思い出していた。
そういうことは、つい忘れがちだが、そんな気持ちにさせてくれたということは、作品の中にある意味「リアルさ」がたくさん詰まっているからだろう。
少しご都合主義的なところもあるが、それを補って余りある登場人物たちの心の動きが、とっても面白いので、みんな読んでみよう。
泣くようぐいす (1) (少年マガジンコミックス)
ある意味凄い。幕張から一点してこだわり続けるブラックユーモア満載なネタ。
大人の事情で打ち切られようがおかまいなし。
青年誌に移った喧嘩商売で本領発揮する!幕張から合わせて氏の作品をどうぞ。
好き嫌いは真っ二つに別れると思いますが。
NHK四季に鳴く~森の合唱
【収録内容】
1.早春の森(八ヶ岳南麓)
ヒガラ,アカラゲ,イカル,ミツサザイ,ゴジュウカラ,ウグイス
2.五月の森(富士山麓:青木ヶ原)
コルリ,センダイムシクイ,ツツドリ,アカハラ,ヤブサメ,ウグイス,ゴジュウカラ,コガラ,シジュ ウカラ,サンショウクイ,ヤマガラ
3.六月の森(戸隠高原:奥社)
クロツグミ,ホトトギス,アオジ,ウグイス,オオルリ,コルリ,ヒガラ,カッコウ,ツツドリ
4.亜高山帯の森(乗鞍岳)
ルリビタキ,コマドリ,キクイタダキ,ハシブトガラス,ウグイス,ヒガラ,メボソムシクイ,ゴジュ ウカラ
5.原野(釧路湿原)
ノビタキ,カッコウ,シマセンニュウ,オオジンギ,エゾセンニュウ
6.亜熱帯の森(奄美大島)
アカヒゲ,ズアカアオバト,リュキュウコノハズク,ハシブトガラス,メジロ