言語学は何の役に立つか―クロマニヨン人から遺伝子解読まで
石器時代、ギリシャ・ローマ時代からの言語学の歴史が、やさしい語り口で書かれています。著者が旧ソビエト連邦の学者なので、内容がロシアの言語学史に偏ってはいますが、序盤では「言語学って一体何をする学問?」という素朴な疑問に答えているので、言語学に興味を持っている人が最初に手に取るのに適した本だと思います。
ザ・クロマニヨンズ (初回限定盤)(DVD付)
ヒロト作の歌詞がすごい。ブルーハーツ時代から、ぼくら凡人が思い付かないことを歌ってたけど、『全身チブ』って…。やっぱりヒロトは天才だ。同じ40歳代としてヒロトを誇りに思う。
ネアンデルタール人の正体―彼らの「悩み」に迫る (朝日選書)
口絵、図表、参考文献、複数の視点とざっと読んで分かりやすい、無理矢理なミスリードもない、こういった分野の日本での研究について説明されている。全国の学校図書として80点以上だと思うので、図書館になければリクエストすべきだと思う、できれば、ケーブ・ベアの一族の隣に並べて置いて欲しい。問題は、ケーブ・ベアが学校図書として適当かどうかという点にある。中高生の、ネアンデルタール人への知的好奇心なんか、きっと一瞬にして吹き飛ばすからな~^^; そうすべきだとは思うが^^