夜会1990 [DVD]
一連の『夜会』の中で,もっとも演劇色が薄く「ライヴ」としても鑑賞できる一作。
よって『中島みゆき』や『夜会』をあまり知らない人でもかなり「観やすい」作品ではあるといえるが,(研ナオコに提供した)「窓ガラス」の中島みゆき歌唱版を,唯一聴くことのできる作品である点など,昔からのファン(上級者?)にも十分に見所のある作品に仕上がっている。
「メガゾーン23」ヴォーカル・コレクション
作品中のBGMも秀逸な物が多いが、やはりウタモノの方が得した気分だろう。「トゥモーローブルース」と「淋しくてねむれない」が楽曲としてもお気に入りで、昔バンドでカバーもしました(爆)宮里久美の「背中越しにセンチメンタル」から「秘密ください」への成長ぶりも必聴。ドラマティックな音楽は21世紀になっても色褪せていない。
社歌
友人が合唱団のピアノ伴奏をした。そのときに初めて聞いて惚れ込んだ(笑)。
合唱曲は最後の部分が「浪漫鉄道」と終わるのだが、この社歌版は「JR九州」と終わるのね。つくった社員たちのことを考えるとき、こちらのほうが断然いいような気がする。
歌詞も、高千穂神話のある土地を走る列車らしく「神秘の平野を駆けて」とか、いかにもそれらしい。「駅それぞれの幸せ」なんていうのも、いいではないか。
ところで、これをフンフン歌いながら気がついたのだが、昔から見るドラマが「鉄道公安官」だの「さすらい刑事旅情編」だの、鉄道に関するものが結構ある。鉄道オタクには「乗り鉄」と「撮り鉄」があると聞いたことがあるが、では私は「聞き鉄」だろうか。
ネットで検索したら「保線工事用BGM」とかあって、これを聞きながら線路の安全を守っている人もいるのかなと思うと何だか楽しい。