近畿日本鉄道 伊勢志摩ライナー 賢島~近鉄名古屋(Blu-ray Disc)
ビコム ブルーレイ作品としては初めての登場となる近鉄作品、伊勢志摩ライナー 賢島〜近鉄名古屋です。線形の関係もあり、序盤の志摩線はのんびりとした走りですが、鳥羽線からは一気に加速、23000系自慢の快走を見せてくれます。
「関西の雄」近鉄だけに、自社線どうしの分岐、合流のほか、多種多様な車両との行き違いもあり、並行する JR参宮線、紀勢本線、関西本線との交錯も魅力的。独特な ATS音声や信号に対する喚呼なども興味深く、ダイナミックな広軌の疾走も楽しめると思います。揖斐川、長良川、木曽川を連続して渡る鉄橋は中盤のハイライトです。
天気は志摩線と鳥羽線、津を挟む名古屋線の久居付近から豊津上野付近までが雲の多い晴れ (または晴れ間の見える曇り)、津到着直前には、にわか雨に見舞われてしまいますが、一瞬で大きな問題はありません。これ以外の山田線と名古屋線の大部分はすっきりとした秋晴れです。
音声処理で消去されている列車無線が、場所によってはかなり雑音になってしまっていますが、一方で、津でのカット映像の後には、直前のにわか雨で濡れた窓が綺麗になっており、安全な運転を優先しつつも、可能な限りよい映像にするために協力してくれる近鉄には好感が持てます。以下、パッケージの情報です。
[乗車日] 2010年11月18日 [天気] 晴 (津駅付近で一時小雨)
[乗車列車] 伊勢志摩ライナー 特急7214レ
[編成] 6両編成 [乗車区間] 賢島〜近鉄名古屋
※音声を修正している箇所があります。
※津駅付近での小雨により、津駅停車中の映像を一部カットしています。
【スペック】
本編135分 / 映像特典 伊勢神宮 6分 | STEREO | COLOR | リニアPCM | 片面1層
All Region | 16:9 | MPEG4/AVC | 1920×1080 High Definition
ホビー収納 コレクションケース 壁掛けタイプ
趣味でミニチュアカーのコレクションをしてるのですが、
ケースの大きさを表記する際は外寸だけでなく、
実際の展示スペースの実寸もきちっと書いてほしいです。
このケースの場合は奥行きとして表記されてる寸法より、
実際の展示スペースは約マイナス1.5cmになっていました。
たかが1.5cm。予定してた物が入りきらない結果になってしまいました。
これは背面が前進しているデザインだから!といってしまえばそれまでなんでしょうけど・・・
商品写真からそういった構造は予想できませんでした。
やっぱり現物を見て買うに限りますね。
そういう意味でいい勉強になりました。
製品自体は悪くはないです。
ただ、商品の紹介の仕方に御一考を。
VOCALIST 2
これはいいですね。
カバーアルバムとしては、極上の作品です。
女性シンガーの曲をカバーしたアルバムですが、徳永英明の曲なのでは?と思ってしまうほど見事に歌い上げています。
アコースティックを基調としたアレンジも自然で素晴らしいです。
女性ボーカルの曲をカラオケで歌ってみたくなりました。
きっと長く楽しめる、お気に入りの一枚です。
日本語の古典 (岩波新書)
日本古典で、散文のもの30点、古事記、日本書紀、風土記、竹取物語、伊勢物語、うつほ物語、蜻蛉日記、大和物語、落窪物語、枕草紙、源氏物語、堤中納言物語、大鏡、今昔物語集、方丈記、平家物語、とはずがたり、徒然草、太平記、風姿花伝、狂言、伊曾保物語、好色一代男、おくのほそ道、曽根崎心中、雨月物語、東海道中膝栗毛、蘭東事始、南総里見八犬伝、春色梅児誉美の入門書です。
一点7~8頁づつ。読者が途中で飽きないように、作品の内容で著者が疑問に思うこと挙げ、それを解く形で、原文を引用しながら、作品を解説。各解説の内容は独立しているで、短時間で、1点だけ読むという忙しい現代的読書法に向いています。▽やはり日本語学の専門家として、作家の特徴を言語分析から、明かにしている所が一番面白い。各作家が創作した擬音語や擬態語、比喩などが、はっきり指摘されています。▽古典離れになってしまった日本人を憂う熱心な教育者でもあるようです。面白さから読者を古典に近づけようと、かなり努力しているようです。無理しているように見える所もあり、実はそこが結構面白い。▽古典への敷居は高くはない。読者がそう分かるように、著者自身がその古典と関わった経験を、ありのまま書いています。著者が、本好きなんだということがよく判ります。▽作品解説で冴えていると思ったのは、平安・鎌倉の女流作家の作品。女流作者や女性の登場人物への著者の辛らつな感想が、実に楽しい。男性読者には、女性心理の勉強になります。
地の文での言葉遣いから、人柄が、親しく感じられます。書名から、目次を開いて見て、これだけの古典を一人で出来るのかと、半分疑いの気持ちで、読みました。読んでみると、どの作品への説明も力を抜いていなくて面白い。著者は、執筆途中で大腸癌を患い、お母さんも亡くされたそうです。そんな中で、これを書いたのですから、すごいファイターですね。