入門から名曲まで ソプラノリコーダーベスト選集
曲目数からも察せられるとおもいますが、ほとんどすべて1曲/ページです。恐ろしくシンプルなアレンジで演奏時間も短いものが多いので、ミニコンサートなどの正式演目には使い難いと思います。ただ難易度が低く、吹いていて気持ちのいい曲が多いので、初心者または小中学生の練習用に向いていると思います。
栄冠は君に輝く
この曲は、高校野球の原点だと思います。いつになっても飽きない曲です。春夏共に高校野球の季節になるとついつい聞いてしまいますし、過去の名場面が思い出されます。
「栄冠は君に輝く(NHK学校紹介用BGM)」がなんとも言えないぐらい感動しちゃいます。
Sounds of 甲子園球場(夏の高校野球編)
甲子園に出られなかった元高校球児だった私は甲子園の雰囲気も知らなければ、甲子園の凄さもわからない。私が思うに甲子園が好きだ、甲子園の高校野球が好きだという人は、そこに季節感や、哀愁、郷土愛、一喜一憂し、熱戦に涙するピュアな自分を映し出すスクリーンとして見ているのではないだろうか。このCDは高校野球ファンである私の胸を打った。曲の合間の静寂感もまた色んなことを思い出させてくれるのである。気持ちが落ちているときはコンバットマーチを聞いてピュアでひたむきだったあのころを思い出して、頑張る気にさせてくれる。西浦達雄氏のアカペラの「栄冠は君に輝く」も非常に胸を打つ。
ブラバン!甲子園よりぬきベスト55
以前からこのシリーズは気になっていましたが、この夏甲子園に見に行って、中京や日本文理の生のブラバンを聞き、購入しました。「アフリカン・シンフォニー」「狙い撃ち」「暴れん坊将軍」「燃える闘魂」などは何度聞いても気持ちが鼓舞されます。子供たちと一緒に、家族で盛り上がって聞いています。「なじみの曲に対し新たなスポットを当てて魅力を再発見する」、改めてブラバンの魅力、音楽の力に実感しました。ひとつ注文をつけるとすると、一曲目の「栄冠は君に輝く」はできれば歌付きであればと思います。