PLAY OF MEDLEY(初回生産限定) [DVD]
これだけ「間」を編集して曲カットするなら一枚でいいかと。
入れ替えめんどいよ、今井ちゃんって清春は言わなかったんだろうか(笑)
やり直しやらカットやらで曲間繋ぎがめちゃくちゃなCDのクオリティは悪すぎです。
棘とか優しい悲劇の演奏のイントロの違和感も余計に感じます。
是非イヤホンで聞いて欲しいですね。
無理矢理二枚にするなら一枚目は完全に黒夢メドレー全て、二枚目はSadsネタ曲とソロ曲にして欲しかったな。
40歳バースデーライヴは凄く良かったので41歳バースデーライヴのDVD化を期待してます。
清春 5.21 PERFORMANCE AT 九段会館 RHYTHMLESS & PERSPECTIVE LIVE『光と影』 [DVD]
<disc1>
1.pleadge
2.CROW
3.真冬の華
4.情熱の影−silhouette−
5.窓
6.空
7.空白ノ世界
8.DANCE
9.FINALE
10.闇
<disc2>
1.光
2.I know
3.輪廻
4.湖
5.この孤独な景色を与えたまえ
6.loved
7.MELODIES
8.楽園
<ENCOLE>
1.飛行船
2.君の事が
3.HORIZON
このDVDを見て率直に思ったのは、もう彼は音楽のジャンルや大衆性における既成概念に囚われることなく自分のアーティスト性を確立してしまったんだということ。それはコンセプトアルバム「light」と「shade」での遠近法を用いた奥行きのあるアコースティックサウンドを核にした聴覚的な表現の仕方に加え、このDVDでのスクリーンに映し出される映像世界と、リズムレスなバンドスタイルにおける徹底した「伝える」歌唱を展開する視覚的な表現でもとてつもない作品(ライブ)を作り出しているのです。
「憧れ」をテーマにピンと張り詰めたようなヴォーカルを持って緊張感のある世界観を繰り広げた新曲「pleadge」から幕を開け、ダークとポップの両極を自在に操るようなメロディーの「CROW」では煙草の煙をもまるで幻想的な世界のパーツと化したよう。儚さと普遍の愛が込められた「真冬の華」ではタイトルの如く美しい花の映像と共に優雅に客席を魅了。黒夢時代の「情熱の影」ではラストの「歯のあとがにじむ〜・・・」の噛み締めるような歌い方がバンド時代の曲の雰囲気に更にムーディーな味わいを感じさせますし、ステンドグラスの映像が効果的に使われて「旅人」の孤独な心情が綴られた「窓」なんてもうこのライブのために作られたといってもいいぐらいですね。「空」もまるでヴォーカリストの人格が二つ存在しているような表現力を見せています。熱唱する姿が本当に誠実な印象の「空白ノ世界」、できればコンセプトアルバムにも収録して欲しかった「DANCE」、sads時代の名バラード「FINALE」、そして「shade」の中核とも言うべきダウナーなオーラを放つ「闇」等、このライブでの歌い方でますますリリックの深さを実感させるものに生まれ変わっています。
本人も仰るように、ある種宗教的な神々しさを放つ「光」で第二の幕を開けると、新曲「I know」では打って変わって軽やかなパフォーマンス。オーディエンスの鼓動が高鳴るのを見ていて感じるよう。清春ソロ作品の傑作とも言える「輪廻」はあえて静寂を纏ったように、「湖」と「この孤独な景色を与えたまえ」は4thアルバム「VINNYBEACH」でテーマとなった「孤独を知ることで生まれる無償の愛情」が迫るように訴えかけてきます。一気に観衆の心を釘付けにしたところで、彼のもう一つの魅力である優れたポップソングを作る才能を遺憾なく魅せつける「loved」が素晴らしいほどの幸福感を演出。清春さんの歌を聴き続けてきて本当に良かったと思わせてくれる歌詞も最高な名曲ですよ。本編ラストをこれまたsads時代の結晶とも言うべき名曲「楽園」で飾り、この曲のサビの天にゆっくりと昇るような歌い回しが確実に楽曲が成長しているんだということを証明してますね。この曲も是非次回のリズムレス&パースペクティブアルバムに収録させて欲しいです。
アンコールでは衣装共に肩の力の抜けたパフォーマンスが始まり、ラストの歌詞部分を大幅に変え、孤独の歌から愛の歌に生まれ変わった「飛行船」や「HORIZON」が最後まで恍惚の世界観で画面を隔てた自分まで魅了してきました。「素晴らしい」だけでは言い表せない感動がずっと胸に残響しています。
これは現時点で間違いなく清春さんが歌い手として作り上げた集大成であり最高傑作です。これを見て心を揺り動かされない人はいないんじゃないかと思えるほどです。こういった緩やかな曲調だけを扱った楽曲をやるライブは見る気になれないと食わず嫌いをせず、是非この作品で新しい彼に触れて欲しい。聴かせて魅せるアーティストとは、まさに彼のことなんだということが、きっと実感してもらえると思うので。
リアル (4)
不定期連載のため1年に1冊しか発売されない『リアル』の4巻。しかし読んでいると、この不定期連載こそが漫画家の理想の環境なのではないか思う。締め切りに追われることもなく、そしてストーリーも細かくじっくりと煮詰めることができ、作家性を存分に伸ばせる。やはり一流の才能の持ち主にはこれぐらいの環境で描いてもらいたい。
さて、この4巻では3人いる主人公のうち現時点で最もがむしゃらで前向きな男、戸川清春がほとんどメインで登場しており、車イスバスケとある男との出会いが丁寧に描かれている。残りの2人の先も考えるとまだまだ話は長くなりそうだが、忘れた頃に発売されるだろう新刊を焦らず心待ちにしたい。
KIYOHARU FOUR MY LIFE
3割が清春さんのフォト、7割がインタビューと自伝みたいな構成です。暑いです。
清春さんの写真集は持ってますが、この本の清春さんが一番好きですね。
個人的には2ページ使った、清春さんの横たえた写真がグっとキました。
文章も読んでいて、時に笑ってしまい、ほろっとキてしまう内容でした。
お父様のこと、黒夢のこと、人時さんのこと、サッズのこと、メンバーのこと、スタッフのこと。
人時さんやメンバーのインタビューも載ってます。
非常に面白いです。とてもあったかい感じです。
お忙しいと思いますが、倒れないでね清さん!(笑)