いただきじゃんがりあんR
かなりボリュームがありCGの数とストーリーの多さで長く遊べると思います。
麻雀もしっかりとしていて、2人打ちはもちろん、ストーリーの中でも4人打ちができるのがいいですね〜♪
ただバグの多さが気になりました。もちろん修正ファイルをあてれば問題ないのですが、最初から丁寧に作って欲しかった…ということで☆1つマイナスで。
オチつく家族 (akita essay collection)
こういったエッセイ漫画といった場合、例えば出会いから恋人時代、プロポーズ、結婚…
というように、順を追って”自叙伝”を面白可笑しく描いてあるものが多く、そんなありきたりな
展開を予想しながら手にしたわけですが、、、いやはや、全然間違っておりました。笑
夫婦の出会いなどは時々思い出したように描写があるのみで、本当に夫婦を中心とした家族とフジワラさんの日常が
特にこれといった順序もなにもなく描かれている内容はむしろ新鮮で、夫婦にしてなるべくしてなったのだなと
どうでもいい納得を深めました。
重野さんや藤島さんのファンの方々はもちろん、フジワラさんのファンの方や、とりあえず何か幸せな気持ちに
安心してなれる4コマ漫画をお探しの皆さまにお薦めいたします。
よんこまのこ (SUKUPARA SELECTION)
世の中に女性漫画家による育児漫画は数多くあるが、「平日の昼間から」子育てを分担している男性&父親視点での漫画は、ありそうであまりない。
実は私自身(作者よりやや年上の男性)、20代で会社を辞め、比較的時間に融通の利く仕事になってから、作者と同じように、「平日の午前中から仕事も行かず何してんだこの父親は(本文より)」といった感じで見られながら、ベビーカーに息子を乗せて公園を散歩していたものだ。
やってみると分かるのだが、「平日の昼間に子育てをしている父親」というのは非常に珍しがられる。
砂場で遊んでいるだけで「あなはじゃるのらいばる(本文より)」のCAママさんとお知り合いになれたりした。
「合コンすらしたことないのにねー」と妻に笑われつつ、今では家族ぐるみのおつきあいになっている。
子育てネタについては、いわゆる「あるあるネタ」であって、特に漫画のネタとして作っているわけではないのはよく理解できる。
ただ、逆に言えば、そこがこの漫画の弱さでもある。
どこの親子でも、それなりにウチの子の「あるあるネタ」はあるし、それに共感できる人には笑える話だが、子育てに興味のない人には「何が面白いのかさっぱり」、となってしまうだろう。
(その意味で一つ減らして★4つにした)
残念ながら現実の世の中に、「平日の昼間から子育てをできる男性」がほとんどいない以上、他の重野なおき作品のファンが、あの傑作グッティーやうちの大家族を生み出す漫画家の「よんこまのこの親バカぶり(失礼)」を楽しめるかどうかが、この漫画の評価の分かれ目になると思う。
男性視点での子育てのおもしろさは伝わっていると思うので、少しでも多く、「平日の昼間っから会社なんか行ってられるか」と子育てに夢中になる若い父親が増えることを願う。