桜蘭高校ホスト部 Vol.9 [DVD]
こんなにも見ていて楽しいと感じるアニメは初めてでした。
キャラクターの個性や関わり合いが何より面白く、
ハルヒという1人の女の子の存在によって分かっていくそれぞれの魅力、過去、
そして変化していく様子に感動しました。
最終回まできれいにまとめられていて、思い出としてDVDも揃えることにしました。
ホスト部という作品に出会えてよかったと思える素晴らしいラストでした。
まさに『お見事』としか言いようがありません。必見です!
桜蘭高校ホスト部 16 (花とゆめCOMICS)
おそらくこれは「桜蘭」だけではないのですが、普段ギャグや
笑いでパワフルな漫画やアニメが、方向性をブルーにシフト
すると、途端に面白くなくなる場合が多い気がします。
「銀魂」とかもそういう作品なんですが…おそらくキャラに
感情移入をし過ぎるくらい付き合っているので、彼らの
悲しみや苦しみを自分のリアルのように捉えてしまうのかも。
今回はいよいよラストに向けて、環とハルヒの間に「キス」
という精神的急接近と「環がホスト部を去る」肉体的別離
が描かれています。大人に振り回される環の相変わらずの人生、
そしてやっと見つけられた鏡夜の居場所ホスト部の解散…。
環とハルヒに普通の恋愛主役になって欲しくない複雑な
ファン心と、どうも暗雲立ち込める展開に心が躍らない。
ハルヒの両親の話は普通の男女漫画だし、双子の祖母話も
強烈なインパクトをつきつけられない。しかしながら
こういう番外編がくると「いよいよラストなんだな」と
寂しさに襲われます。
願わくば余り長々とせず、私達が愛した桜蘭そのもので
爽やかに卒業を迎えてほしいです。
桜蘭高校ホスト部 17 (花とゆめCOMICS)
いよいよ次巻でラストを迎える桜蘭。ついにここまで来たかと
いう感想だが、正直「やはり少女漫画はここまでが限界か」とも感じる。
元々ラブコメギャグ路線でこそ面白かった漫画なので、環の過去や
家族の陰鬱なドラマなどがスタートしてから一気に勢いが無くなった。
家族愛を語りたいのは分かるが、余りにも環をとりまく状況が
複雑過ぎるのと、環の父親の身勝手さとエゴがここにきて爆発し、
どうにも彼に同情する気が起こらない。
中盤まで説明字面が多く読みにくく疲れるが、後半は桜蘭らしいパワー
を見せてくれた。今まで登場したゲストキャラがいっせいに
再登場したのには、最終回近づく切なさを覚えずにはいられない。
最終巻は桜蘭ホスト部らしい、爽快な展開を心から期待したい。
桜キッス(DVD付)
めちゃかわいい!!この曲!!テンション上がる↑↑
河辺千恵子ちゃんの声もいいし、歌も上手い方だと思います。
そしてこれはアニメ「桜蘭高校ホスト部」のOPで、
歌詞もそれの内容に合わせた歌詞になってます。
一度聞いてみて!!!!!
歌いたくなりますよww
桜蘭高校ホスト部DS(通常版)
PS2版は未購入でプレイ。
1話あたり1時間〜2時間の短編集、DSでの追加シナリオはさらに短く20分程度。
既読文章をスキップしながら複数周して全キャラ回ると30時間程度では。
ありきたりになりますが、感想を短くまとめるなら
「DSキャラゲーとしては十二分の出来、PS2版を持っていないファンなら」
ファン向け作品であるため斬新さや意外性は少ないですが、
特別なイベントが無い時のホスト部通常営業、他ホストクラブとの競争
など原作やアニメであまり見られなかった要素があり、なかなか楽しむことができました。
音声の質は低いですが、フルボイスでの掛け合いは聞いていて楽しいです。
ヘッドホンを使うと声の粗さが気になりますが、スピーカーから聞けば特に問題は。
絵は質も数もPS2版のレビューにあった通り上々。
OPアニメをはじめアニメ版の動画がかなり収録されているのは驚きです。
ゲーム内での自由度が低い点、「既読文章のみスキップ」の機能がない点は
複数周する際には少々難点になるかもしれません。
アニメの終了からかなり時間が経っての発売ですが、
おかげで薄れかけていた「ホスト部」の記憶がまた鮮やかに。
ゲームの続編、アニメの続編などがあれば尚嬉しいのですが。