孤独のグルメ 【新装版】
孤独のグルメ、大ファンです。独特の雰囲気、世界観に引き込まれてしまいます。
全18話+特別編に作者の対談が収録されています。
内容は1話完結で各8Pと短いですが、中身がぎっしり詰まっている感じで上質のエッセイ
を読んでいるような感覚になれます。全編に詩的な雰囲気が漂っています。
また作画がとても丁寧で職人の仕事ぶりが感じられます。これも新装版の大きな魅力の一つだと思います。主人公の食べっぷりが豪快でとても美味しそうです。
気の利いたセリフも魅力的です。一番のお気に入りは横暴な店主に主人公・井之頭五郎が放った一言・・「あなたは客の気持ちを全然まるでわかっていない!モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで・・」
シビれます(笑)・・こんなセリフは彼でなきゃ言えません。
なかなか難しいのでしょうがどうしても続編の刊行を希望してしまいます。この世界にもっとどっぷり浸かりたい・・。
とにかく面白いです。漫画ファンならずとも是非一読をお勧めしたいです。
ドラマCD 「孤独のグルメ」
6話収録、ということですが名セリフのある回、あの独特の哀愁を存分に味わえる回などバランスのいい配置になっていると思います。
個人的にはとても気に入り、昨日入手してから繰り返しずっと聴いているような状態です。
見所
・小山力也さんが中年、かついい男という井之頭五郎の役を演じきっています!
・原作にはかなり忠実です!あの原作の雰囲気そのまま。BGMも切なげで、ゆるい感じが心地いいと思います。
・ボーナストラックのジャ○ク○ウ○ーは抱腹絶倒!孤独のグルメの世界観が全力でブチ壊されてます(笑) 細かいところのネタも充実していて、製作陣は本当に孤独のグルメが好きでこういうことしちゃったんだろうなあ、と思わされる出来です。
BGMがてら作業の脇に流し続けるのもいいかもしれません。ちょっとおなかが減りますけど。
僕はファンとしてコレクション的に買った積りでしたが、よっぽど期待よりいい出来でした。皆さんお楽しみください。
孤独のグルメ (扶桑社文庫)
主人公の井之頭五郎(30代後半くらいか)が、仕事で立ち寄った街の食事処でとる食事の一こまを綴った、一話が8頁の連作短篇マンガ集。
全18話の文庫で出ていた一冊に、10年ぶりの新作「東京都内某病院のカレイの煮つけ」(8頁)と、谷口ジロー、川上弘美、久住昌之の三人の鼎談(10頁)を加えた新装版です。
その街、その場所のたたずまいと、腹の減った主人公が食べる食べ物とがいい感じで合わさって、心地よく、どこか懐かしい空気感を醸し出しているところ。「うん! これはうまい」「うん! これこれ!」と思いながら食べている主人公の、幸せな満足感に浸っている表情。そういうところが、とてもいい。『孤独のグルメ』ってタイトルも、この作品にふさわしいネーミング。
作画者、本作品のファンである小説家、原作者の三人の対談では、絵を描かれた谷口ジローのコメントが興味深かったですね。
<うまく描けそうだなって思ったのは、豆かんのときね。あの回のときに、豆かんを食べたときの表情というのかな、「うん、うまい!」っていう顔が描けたから。なんか描けそうな感じがしたんですよ、そのあとから>なんて語っているところとか、「なるほどなあ、そっかあ」と、頷かされました。
収録作品の中のマイ・ベストは、「第11話 東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん」。不思議な懐かしい空気感を、特に強く感じた逸品。ラストの主人公の満ち足りた寝顔も、いいんだなあ。
花のズボラ飯
孤独のグルメが好きなので同じ原作者と知り、購入しました。
作画がうさくん改め水沢 悦子氏なので好みの分かれるところだと
思いますが、料理漫画を読んでいてありがちな「これ良さそうだな」
と言うものを実際に真似するのが本当に楽な料理ばかりなので
庶民的料理漫画と言っていいと思います。
そういう意味ではクッキングパパ以上かもしれません。
実際に私も真似してみましたが簡単に作れてそれなりに美味しいと
ズボラ飯のタイトルは伊達ではないと思いました。
作画がLo出身のうさくん改め水沢 悦子氏なので下着姿大目ですが
「抜きで」と言われただけあってこれっぽちもエロくないので
改正都条例でも安心です。むしろモノ食べてる表情のがエロいぐらい
ですが、表情の規制はないので問題ありません。ぬっく。
ウクレレ ウルトラマン
このアルバムには猛暑を忘れさせてくれる、すがすがしさがあります。
"Ulta seven"、”MATのテーマ”といった挿入歌や”怪奇大作戦”などややマニアックな曲が入っているのはうれしかったです。
45歳、セブン世代。息子と一緒に聴いています。