絶対可憐チルドレン 24 (少年サンデーコミックス)
ふざけているようなストーリー展開・・・その中で複雑に張られた伏線が切れずにつながっていく。
椎名先生がこの作品に強いモチベーションを持って臨んでいるのがわかります。
この巻では「本当は撃ちたくなんかなかった」という皆本の未来を救済する方向に大きく話が動きだしています。
まだ薫を撃つ未来は変わりませんが、少しずつ変化が生まれているのが何を示すのでしょう?
伏線を張りまくりの巻です。
よくアニメで視聴者の興味を引くだけの無駄なエロシーンがありますよね。
この巻ではエロ要素で伏線を張ったり、伏線をはぐらかしたりしている感じもします。
フェザーが8年後の薫と同じ顔&体格になったことはまさにエロい伏線です。
さてさて、フェザーの正体は??
この漫画の柱は最初期に語られた「君はなんにでもなれたし、どこにだって行けたんだ!!」という皆本の言葉です。
いつかこの言葉を皆本がチルドレンに言われる日が来るハズ。
その転機になるお話でした。これからの伏線回収が楽しみ。
絶対可憐チルドレン ~愛多憎生!奪われた未来?~[初回限定版] [DVD]
OVA本編は綺麗な作画と黒い皆本がとても良かったです。
薫、皆本、兵部少佐、賢木先生のファンは買って損はしないと思います。
なお不二子ちゃんは本編には出てきませんのでご注意を。
ですが、確かにもう少し尺が欲しかったですね。
最後の展開が駆け足なので余韻があまりないのと、
皆本とチルドレン3人のほのぼのした日常がなかったこと、
葵と紫穂があまり活躍できてないことが残念で、
そしてもう少し本編にギャグ要素が欲しかったなぁと思いました。
ただ不足したギャグ要素はドラマCDがあれば補えます。
CV釘宮理恵なメカ皆本の可愛さ&オトナ皆本の苦労満載のギャグストーリーは最高でした。
いつも通り随所に他作品のオマージュ台詞が散りばめられて楽しいCDとなっています。
そして兵部少佐の知られざる秘密も・・・
オーディオコメンタリーは原作者+監督+脚本な面子。
意外な製作裏話やぶっちゃけトークが楽しいです。
これを聞いてもう一度本編を見直すと更に面白くなること必至ですよ。
2万枚売り上げが目標とのことでしたので、
是非2万枚売って2期に繋げて欲しいと願っております。
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ひとつを注文しただけで、主題歌集とキャラソン集がついてくるだけでなく、
オープニングとエンディングのノンクレジットDVDがついてくるなんて
こんなにもお得な商品はありません!
絶対可憐チルドレン 25 (少年サンデーコミックス)
ストーリーの変わり目と登場人物が多すぎて、前巻を読みなおしてみないと、非常にわかりづらい巻になってしまっていますが、それを除けば、いつもどうり面白い作品です。
特定のキャラクターの登場回数が少なければ、4コマの「サプリメント」で補完していますし。
この週のサンデーでは「サプリメント」がカラーになっていたので連載終了したら「サプリメント」だけカラー本で発行される期待がありますね。
椎名先生は、読みきり作品もかなり面白いものを描かれますので、そろそろ、増刊号あたりで読みきり作品を読んでみたい気がします。でも、「絶チル」だけで精一杯らしいので、しばらくは無理かなあ。