The Prize: The Epic Quest for Oil, Money & Power
所謂”ドレーク井”発見から湾岸戦争までの石油業界一大叙事詩。
ちょっと分厚いけど読み応えは十分。
最近の原油高について、いろいろな人がああだこうだ言ってますがそういうのにいちいち振り回される前にこの本を読んでおけば、現在の原油高を考える上で一定の指針を得られるのでは、と思います。
ブラッド・アライアンス
本作で10周年を迎えるイギリス産メロスピバンドPower Questの5th
キーボード兼リーダーのスティーヴを除くメンバー全員が脱退して解散の危機に陥ったものの、新メンバーを迎え入れ無事に復活。
3rd辺りから疾走感とメタル特有の重さが減少傾向にあり、このままメロスピからかけ離れてゆくものかと思われたが、本作ではメンバー構成と共に音楽性も心機一転し初期の頃のような爽やかな疾走チューン満載な作風となっている。
ただし本作ではシンセによる過度なアレンジは押さえられ、ギターの音数を増量させリフの比重を高めた事により、北欧の香りを残しつつもEdguyのような、よりオーセンティックなメロパワに近づいた質感となっている。
#4や#6、#8に至っては古き良きメロディアスなハードロックで、寧ろ懐かしさすら覚えるのではないだろうか。
しかしそれでもバンドとしての個性は失っておらず、高速ドラムに乗せて颯爽と疾駆するキャッチーなメロディは非常に耳に残り易く心地良い。
歌メロがサウンドの軸となっていることも従来同様。
新ヴォーカルは中音域を主軸とする歌唱スタイルで、ミドルテンポ主体の楽曲での伸びやかな歌唱は非常に魅力的な良いヴォーカルだと思う。
捨て曲と呼べるような印象の薄い曲も特に見当たらないし、本作をもって完全復活を遂げたと言っても良いのでないだろうか。
マジック・ネヴァー・ダイズ
メロスピの部類に入れられているようですが、ちょっと違うと思います。
keyがキラキラしまくった疾走系メロディアスハード?
RhapsodyやDragonForceを期待して聞いたので、はじめは全然受け付けませんでした。
聞いてて恥ずかしくて・・・。
でも慣れるとこの軽さが逆に心地良いです。
メロディーが頭に残りやすいし、演奏力も問題なし、Voの軽くてさわやかな声がまたよく合ってますね。
気が付いたら鼻歌でフンフフ~ン♪と歌っている自分がいます。
でもライブで聴きたいとは思わないな。なんでだろ。
Blood Alliance
イギリスのパワークエストの5thアルバムです。
前作から大幅にメンバーを変更。
新生パワークエストの新譜がついに出ました!
どんな作品に仕上がるか期待と不安がありましたが、
これは強力!
爽やかさとキャッチーさは相変わらずで2ndアルバム並みに疾走してます。
思わずニヤついてしまうクサさで悶絶必至。
新ボーカルは元ファイアウインドのチティが務めています。
チティの歌唱力は申し分ないのだが、
前任のアレッシオのような爽やかさがない。
このバンドの魅力であった軟弱ボーカルがなくなってしまったのが残念。
ともあれ、過去の作品と比べてもまったく引けをとらない作品に仕上がっています。
PowerQuest Drive Copy Plus
CDROMを入れて起動させるだけで大変便利なのですが,欠点もあります。Windowsが動作していない状態で使うので,USBマウスやUSBキーボードは,ほとんどの場合動作しません。すると全く使えないことになりますので注意が必要です。PS接続のキーボードが必須で,PSマウスもあった方が快適です。これらのことはパッケージには一言も触れられていません。
また同様に,使用できるハードディスクはIDE接続のみと考えた方がよいです。SCSIでも可能な場合もありますが,USB接続などのハードディスクは全く使えません。
またパッケージには「速度が高速」とありますが,実際に80GBのハードディスクを「高速モード」でコピーしたら,8時間以上かかりました。ATA100,Athlon2100+ 512MBの環境です。それなりの覚悟は必要なようです。