頂上体験~曇りなき世界~SA-CD SHM仕様~聴き比べサンプラー
昨日このディスクが届きました。1枚目がSACD-SHM仕様(2チャンネル)、2枚目がSACD/CDのハイブリット盤です。まず、2枚目のSACDを視聴。やはり鮮明度、音域ともに納得。続いて1枚目のSACD-SHMを視聴。えー、こんなに違うの?続いて、2枚目のCDを聞いたら、とても聞くに堪えないものでした。説明通りハイブリット盤の音質の不利な事と、SACD-SHM盤が最上な事が認識され、2枚目は1回のみの視聴で2度と聞く事の無い盤となりました。また、選曲も絶妙。仕様の違いが明確な曲ばかりです。10ccやjazzの「コルコヴァード」、クラシックの「バレエ≪春の祭典≫から いけにえへの賛美〜」などを聞くと、必ずSACD-SHMに買い代えを考えさせられ、何時の間にかアマゾンより検索、ウオッチリストに入れている自分に驚きました。また、既に販売完了ですが、スティーリー・ダンのAjaのSACD-SHM盤も欲しいですし、私が多く所有するハイブリット盤の買い代えまで視野に入れなければなりません。この調子でキング・クリムゾンまで発売されたら〜。考えるだけで、恐ろしいです。SACDデッキをお持ちで、部屋が広く、資産がそれなりにある方が覚悟して購入下さい。それがこのディスクの本来の企画です。
ニューオリンズ [DVD] FRT-232
画質のよい白黒作品。
お店を閉じる夜、ビリー・ホリデイが歌う場面には、ゾクッとさせられます。
彼女のPVをこの価格で見られるなんてほんとに良い時代になりました。
彼女の歌う姿を見るだけでこの映画は価値があります。
グレンミラー物語 [DVD] FRT-295
売れないトロンボーン奏者兼編曲者時代から、
後に妻になる大学時代の同級生ヘレンに
真珠のネックレスを送る経緯、'40年代の
バンドマン時代、独自の演奏スタイルを
貫くために、この当時珍しかった
自分のオーケストラを持つという試み、
戦争中に慰問演奏に乗り出したことや、
数々の名曲の生まれた秘話、
撮影当時の嬉しいカメオ出演として
L・アームストロングの演奏もなどが
盛り込まれ憧れのパリを前に亡くなった
姿を名優J.ステュワートが演じる姿が
すがすがしく、これがわずか500円で
手に入るというのはおすすめの一作である。
グレイティスト・ジャズ・シリーズ トランペット・キングス [DVD]
個性的なトランペッターの演奏シーンが満載。必ずしも全曲ではないですが、各楽器がソロを取る演奏形態からすれば、効率的な編集だと思います。
音だけを一生懸命聴いてきた私にとって、リー・モーガンの演奏しているお姿を拝見するだけで涙モノ。演奏に集中しきっているマイルスの表情もいいですね。アート・ファーマーの顔がデカイとか、映像ならではの(無駄な)発見もあります。
この作品は、トランペッターだけでなく、音楽家全てを啓発するでしょう。どの演奏にも、「自由」が溢れています。ジャズのソロフレーズを音符に書けば陳腐なものですが、人が吹くことによって実に生き生きとしてきます。コルネットだろうがフリューゲルだろうが、はたまたバリサクだろうが関係ないのだと思い知らされます。
演奏者のアンブシュアやフィンガリングを比較研究できる点も好ましいです。
ジャズトランペットの映像資料は現在それほど多く出回っていないのではないでしょうか?さらに本作品のようなオムニバス形式の編集モノとなると、生産がずっと続く保証はまったくありません。入手できるうちに入手しておいたほうが・・・。
ハロー・サッチモ!~ミレニアム・ベスト
ルイアームストロングって名前はよく聞くし、CMとかでもよく流れてますが、実際にゆっくり聞くのは初めてでした。このCDには、それぞれの曲や、ルイ・アームストロングの生涯について書かれた冊子がついていて、初めての人にでも、楽しめると思います。もちろん音楽は言までもなくですけど。彼のしゃがれた声に絶対はまります!
また、耳にした事のある曲が多いのも、魅力の一つですね。