
ファーム
前作「Beyond」はマスキスらしからず
リスナーを意識して無理に若返ろうとしていた。
年を取って魅力が無くなるといった声質でもないし
ソングライティングは毎回申し分ない。
ギターソロも独特の魅力がある。
枯れてきたダイナソーはかなりいい。

ライヴ・イン・ザ・ミドル・イースト [DVD]
最高です。 一切の迷いなく★5をつけさせていただきました。 ライブの流れとしては、個人的に彼らの曲で一番好きなTHE LUNGで火山が大噴火をおこし、あとはボルテージMAXのままゴールを目指すって感じです。Jのテンションの上がり具合がとてもわかりやすいです(笑) とにかく全編に渡るJの轟音ノイズギターには泣かされます。弾きまくりのギターソロは激情と感動の嵐です。 でもやっぱそれだけじゃダメなんですよね、私は。 ルーの高音ベースと切ないボーカル、マーフのスキンヘッド(笑)と「早く次行こ!」っていうドラミングが必要なんです。どうしても。Dinosaur Jr.はこの3人じゃなきゃ嫌なんです。 収録曲のLOSEなんてもうかっこよすぎですよ。やっぱルーだよなって思うこと間違いないです。 アメリカのかっこいいおっさん3人組にありがとう!!

Green Mind
ノイジーなギターに、けだるいボーカル。
働きたくないから音楽するんだ。
やる気が全く感じられないJ.Mascis。
でも、この音ははまります。
この作品からベースのルー・バーロウが抜けて音がポップになりました。
(ルーは映画「キッズ」の音楽などを担当してます。)
ゴミ溜めに咲いた花の一瞬の輝きを見ることが出来ます。
たまにはこんなロックもいかが?

セヴェラル・シェイズ・オブ・ホワイ [日本先行発売]
本人名義のスタジオ作品は意外にも初めてらしい。お手軽な弾き語り系のアルバムかと思っていたが、何人ものゲストが参加し、シンプルながら
結構作りこまれた音になっており驚いた。アコースティックだとJのメロディの美しさが際立つ。だが例えばM5の途中で突然現れるエレキのギター・ソロなんかを聞くと、「やっぱこれだよな〜」と思ったりもする。彼のファンなら間違いなく愛聴盤になるだろう。傑作。