タイドライン・ブルー 3 [DVD]
全体的に古臭い印象が印象があるのは、確かに否めない。
飯田馬之介監督と言えば、ガンダム0083の監督としてその名声は揺るぐ事などなし。
まぁ、廃墟好きな傾向が確かにある方で、作中もそんなに豪華絢爛と言う様子はなく、展開そのものははっきり言って地味。
しかし、だからこそリアリティの高さが表現しきれていると思います。
例えば、ジョゼが魏国大統領室に入るシーンですが、ごく普通にドアから歩いて入ります。
よくあるパターンでは、天井のステンドガラスをぶち割って、華麗に大統領室に登場。
決して悪くはないですが、ありえないでしょ?
今現在のアニメの潮流、過剰演出にそろそろ食傷気味の方。是非とも、このシリーズはオススメです。
サブマリン707R/MISSION:02 [DVD]
その昔、少年サンデーに連載されたこの漫画を見るのが楽しみでした。今井科学からもプラモデルもでていて(当時はゴム動力でした)ジュニアの1号、2号も含め何隻買ったことでしょう。プラ板の色が変わるたびに買っていた気がします。昔少年であった意見として、よい点はやはりメカの描き方や水中のシーン、潜水艦707の3次元的な描き方でしょう。しっくりこないのは女性や若い水兵が「今風」すぎてちょっとやりすぎだな、と感じてしまうところでしょうか(萌系アニメではないので)。個人的には「紺碧の艦隊」の描き方のように「戦闘アニメ」と描くべき、と感じています。そこまでいかなくても「銀英伝」のようなしっかりした人物描写でしょうか(男女とも)。そこが大好きな題材だけに残念なところです。
サブマリン707R/MISSION:01 [DVD]
技術的なことはよくわかりませんが、海中のシーンの描き方がとてもよかったです。
フィクションでありながらノンフィクションっぽさを感じさせるストーリーで、ちょっと考えさせられたりしてます。40年前に原作(原案?)が作られたとは信じられないですね。
これからクライマックスというところで終わってしまいましたので、早く続きがリリースされることを切に願います。
海洋モノのスタンダード?