昇れる太陽(初回限定盤)(DVD付)
別に今さら言うことでもないのだが,宮本の歌には激しい説得力がある。例えば自分にとっては 「too fine line 」で〈この先何が起こるやら 悪いようにはならないさ〉と歌われたら,本当にそうだよなと信じることができる。「俺たちの明日」で〈さあがんばろうぜ〉と叫ばれたら,頑張るしかないという気分になれる。有無を言わせず聴く者を奮い立たせるのだ。
今作でもその歌は健在である。自分はこのアルバムを買うかどうか迷っていたが,CMで流れた「ハナウタ」の圧倒的なボーカルをちょっと耳にしただけで,一発で買う気になった。そしてアルバムを通して聴いたあと,目の前の日常が希望に満ちているように感じたのだ。
かつての「ファインティングマン」にあった激しいロックンロールな曲の要素は確かに失われているかもしれない。けれど宮本の声と言葉は何も変わっちゃいない。むしろ年齢を重ねることにより確かさと渋みを増している。それって,彼らの音楽を信じていいってことじゃないだろうか。
一般受けされながらも鋭さがある本当のロックを鳴らしたい,という多くのバンドマンが抱えているであろう葛藤を,エレカシはこのアルバム一枚で「そんなのこうすりゃいいんだよ」と解決,簡単に吹き飛ばしてしまった。絶望がただようこの時代にもう一度,明るい,笑顔の未来を取り戻すような希望に満ちたロック。悲しみの果てに,昇れる大陽が。
年月の流れとともに自分たちが信じる音楽を鳴らしてきたエレカシ。自分も彼らのように年を重ねられたらなあって思う。ロックバンド日本代表,エレファントカシマシに拍手喝采。まさしく歴史を塗り替える名盤の誕生だ。
M&K 100%植物サプリ ポリフェノールC(米沢産ヒメウコギ・沖縄産秋ウコン・アセロラ)
デトックス効果がすごい!
これを飲んでおくと、多少野菜が足りなくても肌あれが怖くなくなります。
ウコンも入っているので、お酒を飲むときにもいいしね。
パリ流 おしゃれアレンジ! 自分らしく着こなす41の魔法
華やかに見えるパリジェンヌが、実は非常に堅実に質素におしゃれを楽しんでいたということがよくわかりました。
「自分を美しく見せたい」という並々ならぬ情熱が、彼女たちを美しく見せてるんですね。
大切なのは「自分のサイズにあった服をみつけること」そして「自分の体に合わせること」
以前槇村さとるさんのエッセイでも同じことが書かれていて、今度から気をつけてみようと思っています。
本屋さんに何度も足を運んで立ち読みしたにもかかわらず買ってしまったのは、やっぱりイラストが素敵だから。
私もパリジェンヌのように美しさを磨いていきたいと思いました。
ずらり 料理上手の台所 (クウネルの本)
色々な人たちのキッチンが覗ける興味深いタイトルにひかれて購入。モダンでものすごくオシャレなキッチンは一つもないのに、かえってそこに人間味やその人の生活の様子が感じられて、眺めているとすがすがしい気持ちになります。この本を買った頃、中古で買った我が家のマンションのキッチンの古さと使いにくい部分に嫌気がさして、いっそのこと全部取り替えてしまいたい!リフォームしたい!と思っていましたが、この本に目を通し終える頃には、近所の100円ショップに、メジャーを持って出かけている自分がいました。
「無い物や不便さを嘆く前に、今あるものと少しの労力、お金を使って、自分にとって心地よい空間を作ることの大切さ、面白さ」みたいなものを学んだ気がします。
最近では、「このダサいキッチンをとことん使いぬいてやる!」という気持ちになってきました。それはこの本がキッカケをくれたからです。オーバーかもしませんが私にとってはそういう意味でとても思い入れのある本だし、暇なときにパラパラと何度でもめくりたくなる本です。ご自身のキッチンに不満のある方、リフォームの前に一度読んでみるといいかも!?