アメイジング・グレイス100%
できれば本田美奈子.さんを入れて欲しかったです。美奈子.さんの「アメ・グレ」の入ったっアルバム『AVE MARIA』の発売日は2003年5月21日。選択する範囲には入っていたと思うのですが。
残念ながら不幸にも、美奈子.さんの早すぎる天国への旅立ちが、「アメ・グレ」を日本国内で有名にする結果になってしまいました。お名前は失念しましたが、そうおっしゃっている評論家(作家?)の方もいらしゃいます。
なので、☆は四つとさせていただきます。
伝説のフォークライブシリーズ VOL.1<ディレクターズカット版> [DVD]
京都でも老舗のライブハウス「磔磔」にて、70年代に活躍した関西系のフォークの有名人たちが同窓会に様な雰囲気での90年代のライブ。ギターを中川イサト・ピアノを竹田裕美子・スチールギターを村上律・ベイスギターを大庭珍太など、すばらしいミュージシャンをバックにして高田渡・いとうたかお・シバ・ほか、順に演奏をする。とても温かなサウンドと雰囲気をかもし出しているライブである。ミシシッピ・ジョン・ハート風の雰囲気でギターを奏でる高田渡さんのぼそぼそ話が懐かしい。今はもう聴くことができない。いとうたかおさんの「行きたいところがあるんだ」「位置をかえすわってみても」は、個人的に大好きで聴き応えがあります。
アリゲーター・ラジオ・ステーション
いやあ〜なんともうれしい再発ですねえ!!
バックミュージシャンとしてばかり有名で、
ご本人たちの録音はアナログ時代から
見過ごされがちだったラストショー。
小野寺明さんのジャケットで有名な「火曜日のあいつ」
のサントラまでカップリングとは!!(二枚に分かれてますが)
今でも演奏される機会の多い、アーリー・タイム・ストリング・バンド
時代からの代表曲「キング・コング」
鈴木慶一とムーンライダーズの「火の玉ボーイ」で
ラストショー参加で録音のある、「ヒゲとルージュとバルコニー」
など、聴き易いナンバーが多くて、
カントリーロックうんぬんという嗜好抜きで楽しめます。
しかも70年代のお洒落なナッシュビルスタイルが
基本になっているので、スチールギターに乗せて
スローなバラード、といういかにもなパターンの
カントリーロックではないので、軽い気持ちで
聴けるのです!!
音質も前回の、ほぼ2イン1のカップリングベスト時の、
やせた迫力のなさが解消されていて、「あれっ?」と
いう失望感がなくってありがたい。
ジャケットどおりの軽妙で洒脱な世界です。
オールドタイミー、アコースティックスイング好き
にもおススメします!!