青空の悪魔円盤―呪みちる作品集 (マジカルミステリーホラー)
安っぽい形容と思うかも知れませんが、天才としか言いようがない‥
特に「侏儒〜リューゲル〜」は素晴らしい。
幻想と現実には(意識からみれば)境目はなく、小説としての表現の限界はそこにある。
しかし漫画はそれを超えたと確信する作品。
Castlevania Original Soundtrack
今回コナミの新レーベル設立と悪魔城ドラキュラ-闇の呪印-のサントラに合わせて一緒に発売されたサントラのようですね。
これがなければ発売はほとんど有り得なかったかもしれません・・・
ゲームは既に投売り価格の凡作ですが、音楽に関してはお奨めです。
山根ミチル節がお好みの方には自信を持って奨められます。
悪魔城ドラキュラX〜月下の夜想曲〜の未経験者・旧作のみのファンにとっては賛否両論かも。
ちなみに私のお奨め楽曲は聖骸共鳴院です。
口裂け女あらわる!―昭和怪奇伝説
ついに沈黙を破って3冊目の単行本が出ました!
呪みちるにかかると都市伝説はこうなる、という趣。話の筋が決められているなかで
ところどころに呪節が滲み出ています。
表題の「口裂け女」は巧く辻褄を合わせたなぁと感心しました。
そして呪作品名物(?)である個性派ワキ役キャラ、今回は風間丈というかなり濃くて強烈な悪魔的天才が登場。いい味出てます。
全体的には面白いのですが、日本の近代に的を絞ったせいか呪みちるの魅力である
「突拍子もない発想」はちょっと制限されてしまっている感じがするのが残念。
※カバーを外すと見たことのない作品のカットが載っています。早期の単行本化に期待!