Pin Ups [ENHANCED CD]
70s、めまぐるしく「変容」することが当たり前だったBowie。
その変容は姿を変えるだけでなく、自らの音楽的ルーツを明かし、新たな音楽を産み出すことでもあった。
当時洋楽を聴き始めたばかりの私にとって、Bowieを通じて知る音楽は、衝撃的で一癖も二癖もあるものばかりだった。
単純な話、Bowieの勧めるものは大概カッコよかったのである。
本作は、64〜67年にかけて英国で流行したバンドのカバー曲集。
The Who、The Kinks、Yardbirds、Pink Floyd、Themといった有名どころは勿論、 他曲もBowie & Ronsonの魅力的なアレンジが為され、Bowie自らによるサックスもかなりの頻度で登場する。
Bryan Ferryがスタンダードナンバーを独特な形でカバーしたのに較べ、本作はモッズ世代であったBowieの憧憬がより直接的に表れたといえるかもしれない。
近年、映画「ベルベットゴールドマイン」や「ヘドウィグ」でグラムロックの雄として大いなるリスペクトを受けるBowieだが、 十代のBowieが愛した音楽がぎっしり詰まっている。
その意味で、以前ボートラとして収録されたBruce SpringsteenのGROWING UPはなくて正解かもしれない。
尚、Kinksのカバーである#12を除き、歌詞、訳詞は別紙。
リマスターは99年Abbey Road Studioによるもので一連の作品同様、RYKO盤に較べ、音質は向上している。
MUV-LUV ALTERNATIVE TSF CROSS OPERATION 『トータル・イクリプス』&『TSFIA』総集編 Vol.1
TEの総集編vol.1ですが、まず言えることは内容は濃いです。戦術機の各部名称の解説更にTEのvol.1〜vol.5までに出てきた戦術機の解説はおろか、編成や戦術、更には世界各国の情勢まで載っていたのには驚きました。TEの話も要点をまとめているだけでなく、作中に行われた模擬戦の図解や模擬戦の舞台裏まで描いていたのにはすごいと思いました。
本の構成としては約半分がTEの総集編+TEというかマブラヴオルタの世界観などが描かれており、残りの半分はTSFIAの総集編となっています。戦術機に興味のある方、あるいはマブラヴオルタ、TEファンにはもってこいの一冊となっています。
後もう1つ嬉しかったのはピンナップの方でしょうか。描かれたクリスカとイーニャがとてもエロイw。これみてやっぱ思ったのはイーニャはともかく、クリスカはすっかり色物キャラとなってきたような・・・。次回の総集編はどんな内容になるか気になるところです。
ピンナップス(紙ジャケット仕様)
ジャケット写真のデスマスクはジギーは死んだと言う暗示。隣の女性トゥイギーも過去メディアを賑わしたがもう当時すかっり忘れ去られた死の象徴。そしてシドバレットやゼムなどボウイが愛した60‘sのバンドももう忘れさられようとしていました(後にこのアルバムが彼らに莫大な印税を生みだす)。それらの名曲に新たな息吹を吹きかけニューバンドサウンドで疾走させる進行の心地よさは抜群。そしてジャケットのボウイの視線はデスマスクであるけども未来を見ています。それはこの後シアトリカルな名盤ダイアモンドの犬やソウルファンクへと変革しジョンレノンと全米NO1を獲得するポテンシャルがもう既にあるからです
MUV-LUV ALTERNATIVE TSF CROSS OPERATION『トータル・イクリプス』&『TSFIA』総集編 Vol.2 (TECHGIAN STYLE)
とにかく、写真が綺麗。
ポージングなど写真の選定は
ホビージャパンが担当だったのか・・・
シュルトヴェンベルク1981、メイキングofMig-21、A3ポージング&撮影テクニック
ここらへんで気が抜けたのか、デザインの質が突然落ちる。
あと、毎回残念に思うのが文字校正。デザイン校正。ちらほらちっちゃいミスが見受けられる。
取り扱うソフト、全体的なデザインは申し分無いだけに、残念です。