日本人とアイデンティティ―心理療法家の着想 (講談社プラスアルファ文庫)
河合隼雄は日本文化への言及が多く、右翼的な考えを持つと人だと考える人間がたまにいる。しかし、これは誤解である。
河合は本書のタイトルを「日本人とアイデンティティ」とし、「日本人のアイデンティティ」にしなかったと述べている。これは、アイデンティティは本来、あらゆる人間が持つため「日本人だけに限定されたアイデンティティ」はそもそも存在しないためだという。
本書は日本文化の肯定的・否定的側面に触れた上で、日本文化圏に生きる人にとっての日本文化の位置付け・意味、そして課題を書いている。読み終えると思わず自分の側にいる人間(日本人)の行動を批判的・複眼的に考えざるを得なくなり、海外の人はどう生きてているのだろうと好奇心も湧いた。
海外に在住し、自分のアジア的・日本的な要素を体感した人には、是非、米国在住の日系アメリカ人の箇所を読んでください。自分のアイデンティティを考える上でのきっかけになると思います。
アイデンティティ(初回限定盤)(DVD付)
特徴的なコーラスから入るラテンビートが特徴的な一曲。
踊れそうな曲調でありながら歌詞は非常にメッセージ性の強い作品。
デビュー当時からサカナクションを聴いてきましたが、こんな作品が来るとは、誰も想像できなかったと思います。
カップリングのホーリーダンスも聴けば聴くほど好きになりそうな作品です。
音楽に関する知識があまりないのでこんなレビューしかできませんが、とにかく買って損なしです!
アイデンティティの心理学 (講談社現代新書)
アイデンティティ概念を確立したエリクソン自身の生い立ちから彼自身のアイデンティティの確立に向かうプロセスを通してアイデンティティの概念がなぜ生まれたのかと言うような事から書かれており非常に面白い。もちろん概念がなぜ生まれたかという事だけでなくその解説もなされており自分の内側を省みるために手ごろに読めるサイズでもありお勧めできます。
アイデン&ティティ―24歳/27歳 (角川文庫)
変わったきっかけで貰った本...だけど一気に読んでしまった。
ロックが大好きな人だけでなく、「自分はどう生きたいのか」を考えたい人におススメです。
ちなみに、漫画です。
スカースデイル
今までとは違い Vo.斉藤が作詞、作曲した曲。
田淵のような少しパンクのような歌詞ではなく、
純粋な気持ちが綴られた歌詞になっている。
サウンドもよりポップな感じになり、
Vo.との相性もバッチリである!!
一度聴いて見る価値アリな一曲☆