pastel pure
ALI PROJECTというとグランギニョルやコッペリアの柩といった感じが強かったですが、このパステルピュアは今までとは違った感じをうけました。マリみての影響が強く出ていると思います。自分としてはマリみてにあっていてとてもよかったです。ほかの3曲はピアノ&ギターバージョンとカラオケバージョンや福沢祐巳役の植田佳奈さんが歌詞を読んでくれたりしてとてもいい感じでした。
ALI PROJECTが好きという方やマリみてファンの方にはぜひお勧めしたいです。まだ第二期のアニメは見ることができないので、この歌をアニメと一緒に聞いたことがないのが残念です。早くアニメでこの歌を聴いて見たいです。
マリア様がみてる~春~ コレクターズ・エディション 5<完全予約限定商品> [DVD]
集英社Cobalt連載・今野緒雪原作「マリア様がみてる」TVアニメ第2シースン
『マリア様がみてる〜春〜』の第11〜13話(最終話)を収録したDVDです。
私立リリアン女学園を舞台に穢れ無き少女達の学園生活の日常を描いています。
シリーズを締めくくる最終巻は祥子と裕美のすれ違いとその絆を丹念に描いています。
第11話「レイニーブルー」★★★★☆
鮮やかな紫陽花も濡れる雨の季節。些細なことですれ違う祥子と裕美の物語です。
お互いに気を使いすぎて言葉少なく、不安と憶測で揺れ動く裕美の心理描写が
秀抜です。非常に切なく、徐々に悲しみに沈んでいく様を的確に捉えています。
はっきりと言葉にしたくともできない人間関係の難しさに考えさせられますが、
ちょっと独りよがりすぎる感じもしますね。
あと、瞳子はもうちょっと場の空気を読んで人と接した方が・・・。
第12話「青い傘」★★★★☆
自ら祥子を拒絶し、落ち込む裕美が周囲の人々に支えられて少しずつ自分を
取り戻していきます。大学生になった元黄薔薇・佐藤聖や由乃など友人達の
暖かい優しさに心が和みます。特に、前回なくした大事な傘が巡り巡って
手元に戻ってくる場面が裕美と祥子の関係と重なり、とても感動的です。
でも、最期の赤白黄色の戦隊モノと化した次回予告でそれもやっぱり台無しに(笑)。
最終話「パラソルをさして」★★★★★
なぜ祥子は裕美に対してそっけない対応をしていたのか?裕美が知る真実の中、
柏木、元赤薔薇・蓉子と役者は揃い、哀しみに沈む祥子の優しさが胸を打ちます。
大事な人との繋がり、幾年月離れても変わらぬ姉妹の絆の強さを緩やかに描いた感動の最終章です。
ただ、最後がぶった切った感じで終わってしまったのが残念ですね。
もうちょっと余韻を残して、終わりの美しさを強調して欲しかったです。
TVアニメーション マリア様がみてる~春~ イメージアルバム Vol.3
原作者自ら作詞したイメージアルバム第三弾。一曲目の『片手だけつないで』は、ファンなら納得のタイトル。やっぱり白薔薇はここから始まったんですから(しみじみ)。最後の『翼』は意外にポップな仕上がり。でも良いものは良い。ああ、好きでい続けて良かった(しみじみ)
マリア様がみてる~春~ 4 [DVD]
集英社Cobalt連載・今野緒雪原作「マリア様がみてる」TVアニメ第2シースン
『マリア様がみてる〜春〜』の第7,8話を収録したDVDです。
私立リリアン女学園を舞台に穢れ無き少女達の学園生活の日常を描いています。
新入生・二条乃梨子と白薔薇・藤堂志摩子が出会い、心を通わせる展開に
新たな序章の兆しを感じさせられます。
第7話「チェリーブロッサム」★★★☆☆
季節は春。桜の木の下、新入生の二条乃梨子が偶然見かけた彼女との出会いの物語です。
良い意味でリリアン女学園の生徒らしくない我が道を行く新キャラはなかなか新鮮です。
お互いに自分自身を学園の異端、枠から外れた疎外感を感じている点や
第6話「片手だけつないで」をなぞったような、つなぎの丁寧な描写が光ります。
あいかわらず思い込みが激しい祐巳は今回、完全にピエロになってしまってますね・・・。
第8話「銀杏の中の桜」★★★☆☆
二人の中を取り持とうとある陰謀が錯綜します。題して「マリア祭の宗教裁判」。
語られる志摩子の生い立ちや過去は大人びた主張の強さを感じるものの、
信仰する宗教の違いが立場を悪くすると考えているあたりは、稚拙さを残しておりある意味喜劇。
互いに依存せず、それでいて互いを思いやる二人の優しさと強さを強調したエピソードです。
しかし、感動の物語は、最後のドスの効いた次回予告で台無しに(笑)。
TVアニメーション「マリア様がみてる~春~」サウンドトラック
ALI PROJECTの手がけるサントラはどれも非常にクオリティが高く、所詮アニメのサントラ、などとは決して言わせないものばかりなので、このアルバムも聴いてみました。ファンの方には申し訳ありませんが、私は「マリア様がみてる」は全く観ておらず、世界観もちょっと苦手です・・。でも、このアルバムは十二分に楽しめました。クラシック音楽、特にバロックや古楽系がお好きならどなたでも、美しい弦の調べに魅了されることと思います。確かに、各曲が短めなのは少し残念ですが、BGMに最適の優雅で心地良い一枚に仕上がっています。アリプロ、特に片倉氏のファンの方は尚のこと必聴ですよ。