電気のひみつ (学研まんが ひみつシリーズ)
誰もが電気に囲まれて暮らしていながら、その仕組みがどんなものであるか知っている人は多くないでしょう。
私はこの一冊を通して、発電は高度な科学でありながら、その原理はシンプルなことを知りました。
この本では 基本的な発電の仕組みを分かりやすく図解しながら、
火力発電所、水力発電所、原子力発電所などの造りや仕組みついても、丁寧なイラストで解説しています。
「なるほど、こんなふうにできていたんだ!」と目からウロコの落ちる思いでした。
イラストは時代がかってはいますが、大切な本文を邪魔せずに、読みやすくフォローしてくれています。
自己満足的なイラストの多い昨今、昔のイラストレーターの玄人気質に触れた気がしました。
この本を70過ぎの母に贈ったところ、「そう、こういうことを ずっと知りたかったの!」と夢中で読んでいました。
まんが 方言なんでも事典 (まんが国語なんでも事典シリーズ)
大阪弁に興味を持ち始めた頃、「なんででんねん天満はん」を購入。方言を話す天神さん達に刺激されて購入したのが本書です。
全国の方言が見やすいイラストで紹介されています。意味、使われている地域、他の方言、説明の横に大きなイラストがあり、ふりがながついているので小学校低学年のお子さんでも楽しむことができます。
本書の構成は、有名な方言、遊びの方言、学校や買い物での方言、体と人に関する方言…というようにケース別で、最後に索引がついているので検索しやすくなっています。
方言にくわしくない私でも知っている方言から初めて聞く方言まで、全国を網羅して紹介しているので、まさに方言の導入本でした。方言の出てくる書籍を読んだ後パラパラとめくって、我が家では楽しんでいます。