遊ばない社員はいらない
フランフランを展開するバルスの高島さんの経営哲学はとても新鮮で今を感じることができます。
表題は唐突な印象があるものの、楽しさを提供する側は楽しさを味わっていないとできない、
当たり前すぎるけど、当たり前にできない部分です。
普段からの情報収集の考え方、手法、仕事の取り組み方など、ビジネスマンとして取り入れる
ことのできるテクニックも披露しています。
途中、サムエル・ウルマンの「青春」に感化されたというくだりがありますが、やはり人生を
謳歌する人はこの詩に共感するのだと思いました。
人生のちょっとしたコツ、非常に勉強になります。
Apple Apple TV MC572J/A
この製品には電源ボタンがありません。
接続しているTVの電源を入れると自動でオンになり、TVの電源を切ってしばらくするとスリープになります。
このため、外部機器をTVに繋げたというよりも内蔵してしまったような一体感があります。
XBOX360も所持していて、機能自体はどちらも似たようなことは出来るのですが
電源を入れて立ち上がるのを待つ必要が無いのは、気持ちが良いです。
光学ドライブは付いていませんが、手持ちのDVDをitunesに入れておけば済むので気になりません。
リビングがある家庭向けだと思って敬遠していましたが、大型TVがあるならシングルの部屋でも楽しいですよ。
Opera7.11 for Windows
OPERAはIEとの差別化を大変考えているようで、OPERAでインターネットを
見ていると、結構新しい発見が多い。
いつも見慣れた光景が違って見える。ネクタイを変えて気分一新して街を
歩いているかのようだ。たまには違うブラウザもいい。Outlookとはまた別の
メールソフトとしても使っても面白い。
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践
原始仏教の瞑想法として近年注目を集めつつあるヴィパッサナー瞑想。その本格的な実践指導書として書かれたのが本書である。本書は、「瞑想の実践マニュアル」という側面と、「瞑想の理論的裏付け」という側面を併せ持つ。
「基本瞑想の実践マニュアル」の章では、歩く瞑想・座る瞑想・立つ瞑想等、あらゆる場面における瞑想の実践方法が、初心者にも分かるよう、懇切丁寧かつ具体的に解説されている。また、「心を観る瞑想」の章では、いわゆる「心随観」について詳説されている。今までも、ヴィパッサナー瞑想に関する欧米人の著作が数多く翻訳・出版されているが、「心随観」についてここまで詳細に明らかにしたものは、例を見ないだろう。
一方で、「殺さない」「嘘をつかない」等、仏教の倫理的行動規範である「五戒」を守ることの重要性や、クーサラ(善行)や慈悲の瞑想の必要性等、広義のヴィパッサナー・バーバナー(清浄道)についても解説されている。
「能力開発にも役立つ」など、仏道修行や解脱を目指す向きからは、若干話がそれる部分もあるが、本書は、瞑想の経験者のみならず、「なんとなく瞑想に興味がある」という読者層や、「瞑想で人生の苦(ドゥッカ)をなくしていきたい」という人たちにも有意義なものであろう。
もちろん、中・上級の瞑想修行者にとっても、有意義な内容が多い。ヴィパッサナー瞑想特有のサマーディである「瞬間定(カニカ・サマーディ)」の描写など、机上の空論ではなく、実際に瞑想修行に取り組んだ著者だからこそ書けた記述も注目に値する。
「まえがき」にあるように、朝日カルチャーセンターや各種瞑想会、瞑想合宿などで十余年にわたってヴィパッサナー瞑想を指導してきた著者だからこそ書けた、貴重な瞑想指導書である。