福辺流 力のいらない介助術
介助について新しい視点で書かれた良書です。「そうだったのか!」の連続でした。 本書の基本方針は、介助される人の「できること」と「できないこと」を区別して、「できない」ところだけを介助する、というものです。 わたしもこの介助術を実践して、介助される人の力を引き出せたらなぁ、と思っちゃいました! わたし的には体重移動による動きの伝え方・歩行介助の説明が目から鱗でした! それから、持ち方・さわり方の解説もたいへん参考になりました。みなさん「MP関節」ってご存知ですか?! 立ち上がり・寝返り・起き上がりなどなど、ていねいに具体的な方法が解説してありますから、みなさんにぜひぜひ読んでいただきたいです!