ミンスクのにわとり―やわらかな発想を養う100問
パズル系の本に分類されるのだろうけど一般教養も要求される.問題はどれも非常に簡潔で非常に高度なんだけど,専門的な予備知識は一切要らない.難問ぞろいでありながら解答(解説)が丁寧なので自力で解かなくても十分に楽しめるでしょう.パズル本にありがちな「解答が間違っている」「問題に重要な不備がある」「パズルのためのパズル」といった問題点も見当たりません.
本書の何が決定的に素晴らしいかといえば,どの問題も,その問いかけが深くて本質的なことである.同じ系統の本の中では最高峰のものだと断言できます.そこそこ良い大学の理学部や工学部の学生にとっては必読と言っても言い過ぎではないと思う.そう思うんだけど,どうして絶版なんだろう….絶版状態が続くなら,僕は2,3万円では手放しません(レビュー時点での中古安値は2808円).
DVD対応ソフト CinePowerシリーズ スティング 特別キャンペーン版
何もこの映画の知識を知らずに見たほうが絶対、楽しめるので、書くことがないのですが・・・。見て欲しい!!!!見終わった後の満足感が、最高です!!!!!
Dr.HOUSE/ドクター・ハウス シーズン5 DVD-BOX 1
シーズン4で新キャラクターが加入するなど少しづつ変化を見せ始めた上でのシーズン5
現在(2010-2011)本国ではシーズン7が進行中。
実はこの第7シーズンでヒュー・ローリー氏の契約が切れる事になっております。
7年ものロングランともなれば製作費の高騰&マンネリ化もありがちですから、本来なら幕引きが視野に入ってもおかしくないと思います。
ところが本作、Houseには今のところそんな気配は微塵もありません。
実際には更なる長寿番組になる可能性が濃厚。
振り返ってみるとやはり前シーズン(第4シーズン)はある種「過渡期」的な性格が強かった気がします。
それまで、グレゴリー・ハウスという人物の強烈なパーソナリティがエピソードの原動力となってはおりましたが、
彼の生き方や私生活に焦点があてられることはほとんどありませんでした(それで3シーズン続いたのも大したものですが)。
この第5シーズンからは大きく舵を切ってハウスの内面と彼の抱える問題がクローズアップされることとなります。
焦点となるのはやはりハウスにとって何より大切な2人の人物、親友にして最大の被害者ウィルソンと、上司でもあるリサ・カディー女史との関係。
この二人との関係を通じてハウスが徐々に自分の生き方を直視することになる本シーズンは、実はちょっと「重い」雰囲気もあります。
しかし前シーズンとは別の意味でショッキングなシーズンエンドから見えて来るのは、ハウスが自分の問題点に向き合おうとする姿です。
それがそのまま続く第6シーズン全体への大きな布石となっている点にも注目(実は5・6シーズンはある意味で前・後篇とも言える内容となっています)。
自ら幸せを求めてもがき始めるDr.ハウスの姿にガッカリする方もいらっしゃるかもしれませんが、これぞ「大人のためのドラマ」としての「成熟」と言うのが相応しいかと。