あなたのハワイが変わる 本田直之式ワイキキのルール
ハワイに関するガイドブックは無数にありますが,目に付くものはどれもたくさんの写真で定番の観光地やお店,レストランを掲載しているものが殆どです。実際に定番になるほど素晴らしいことは確かなのですが逆にどうしても人で溢れかえってしまうのが現状.日本人の多さに嫌気がした方も多いはず.自分も初めての時はそうでした.
そんな方に威力を発揮するのが本書です.ハワイ歴20年のデュアルライフを送る著者がとっておきのハワイを各ジャンルに分けて簡潔に紹介されています.内容はかなり”通”なもので,読み終えた瞬間この本をガイドに今すぐハワイに行きたいという気持ちにさせてくれます.ハワイに何度か行ったことがある方なら尚更威力を発揮すると思います.まさにハワイの教科書!!
Proxima Estacion: Esperanza
「次の停車駅は【希望】」というタイトル通りの傑作。
アルバムを通して主人公は明らかに本意でない旅をしており、
「次は希望」と自分に言い聞かせながら移動しています。
言語も英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語…と
錯綜しつつ地理感を演出するあたり、自らも数ヶ国語を操る
才人、マヌ・チャオらしい企みです。
なのに星が5つにならないのは、全体を流れる気だるさが、
疲れている時に聴くと人生がイヤになるほどヘビーだから。
つまるところはそれほどの傑作という事なのでしょう。
山下マヌーの10年使えるハワイの遊び方
ハワイにロングスティするので発行後急いで購入しました。すぐにハワイに出かけたので記載されていた場所や店には日本人はほとんど見かけません。さすがハワイ渡航暦30年のマヌーさんだと感激しました。でもこの本を読んだ人は同じように行動してたちまち穴場も日本人だらけになるだろう・・・と残念な気持ちもあります。
長い髪の少女~ソロ・コレクション'70~'74
どんな歌でも華やかに歌い上げる最高に素敵なシンガー、マモルマヌーの
ゴールデンカップスを抜けてからのソロワークス集です。
彼のソロ作品がCD化されるのはこれが初めてのようで、私も初めて聴きました。
ゴールデンカップス時代に歌った「アンチェインドメロディ」や「ウーマンウーマン」は
彼の魅力を最も引き出したものだったと思います。
これらを初めて聴いたときの衝撃は忘れられません。
「なんて素敵な歌声なのだろう」
と、感動に打ち震え、全身が彼の歌声に引きつけられました。
本作品では、歌謡曲調のものが多く、個人的には歌謡曲は苦手なのですが、
彼が歌うものであれば、どんな作品でも聴きたいと思っていたので、本作を聴けたことはとても嬉しく思っています。
どんな曲調であっても、彼が歌えばそこにぱっと可憐な花が咲き、聴くものを引きつけます。
本作では、アダモの「雪が降る」と筒美京平作曲の「珊瑚礁の娘」が気に入っています。
「雪が降る」は、本作の中で彼の魅力が一番際立っているように思いました。
中音メインの歌謡曲調では、彼の魅力が制限されてしまっているように感じますが、
「雪が降る」では、もっとのびやかに歌えており、彼の魅力がよく出ています。
プレスリーやアダモ、ニールセダカ、ポールアンカ、ロイオービソンなど、美しい歌声のシンガーはたくさんいますが、
マモルマヌーは彼らを凌ぐ最高のシンガーだと思います。
ドラマーとしても個性的な存在でしたし、シンガーとしても最高です。
そんな彼の音源が永い眠りから解かれたことは、この上なく喜ばしいことではないでしょうか。
ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム パーフェクト・エディション [DVD]
子供の頃、ラジオで日本のバンドなのにまるであちらのバンドのような音を出していたグループがいると初めて知ったのがゴールデンカップスだった。
「長い髪の少女」が出る前だった。
そして毒のある危ないバンドだった。
それは今のワルぶっているバンドの比じゃない。
メジャーになってあそこまでワルになれるバンドは今あるのだろうか?
そんな筋金入りの「不良」バンドがおじさんたちの時代にあった。
今、スーツを着て部長、課長席に座っているおじさんたちは、
「昴」や吉田拓郎をカラオケで歌うだけの人たちだけじゃない。
こんなバンドに狂っていた人たちも密かにしかも大勢いる。
皆元気なんだね。
あいかわらずだね。
嬉しいよ。
息子に見せた。
黙って見てた。
その直後は素直だった。(笑)