てけてけマイハート(8) (バンブーコミックス)
これまでの第7巻までは、ドタバタと面白かったです。
ところが、本第8巻は、しみじみとした、大人の味わいがあって、しっとりと面白いです。
かつては中学生に間違われがちだったのぞみは、最早34歳になり、さすがに中学生には見えません。
小柄で、あまり化粧っ気は無いものの、随分大人っぽい顔になりました。
今第8巻の最大のトピックスは、のぞみに対する、孫はまだか攻撃です。
のぞみの年齢、両家が隣り合っているなどの状況から、この攻撃は相当なものですよ。
夫のしげるにも巧みにプレッシャーが与えられています。
男の生殖機能に対する遠回しな探りや、ロリコンなのか否か?などです。
ロリコンでなければ、のぞみを好きになるはずが無いと思われているところが傑作です。
今第8巻では、大人の常識的発想に、両人が翻弄されるのですが、こればかりは、授かりものですから、、、。
しかしそれでも、のぞみは楽をして子供を手に入れたいと願うのでした。(笑)
これまでの著者の多くの魅力あるファンタジックな作品群は、ほとんどが子供の世界を舞台としています。
作家キャリア豊富な著者が、現実的な大人の事情を、ギャグを交えて描こうとするのは、私の知る限り、初めてかも知れません。
傑作です。
次巻以降も楽しみです。
テケテケ (1WeekDVD)
着信アリ finalの後に見たからなのか最近のホラーにしては良いと思います
少し笑ってしまいそうなところもありますが…(テケテケが走るとこや車に激突など、なにより赤いものに来るというのは闘牛かよ、と)
主役の子も演技はマシだし
気分転換に見る分にはいいホラーでした
劇場版 学校の怪談 DVD-BOX
自分がこの映画を見た時は、小学2〜3年だったかなぁ。この映画のシリーズ公開当時、物凄い人気で、
劇場にいち早く見に行った友達なんかは自慢気、人気者になるほどのブームでした。
下敷きやエンピツ、怪談ノートなんていう文房具も発売されていて、皆持っているほど。
あれから何年も経ち、最近シリーズ一作目が再放送されていて久しぶりに見ました。
今見ると、CGなんかは安っぽいし、全然怖くないし、最終的にはモンスターがボスかよ!みたいな映画なんですが、
小学生の頃は、この映画が本当に面白くて、最新作が出るとワクワクしていた時の思い出みたいなものが込み上げてきて
まるで、昔の写真アルバムを見ているような気になりました。
ストーリーは幼稚で怖くないし、今どき口裂け女や動く人体模型。
でも、進んだ今の時代には無い物が詰まっている映画だと思いました。
面白い面白くないは別として、自分には思い出がある映画です。