遺伝子があなたをそうさせる―喫煙からダイエットまで
「人の性格は生まれつきか、環境か」という命題に明らかに「生まれつき」と答えているようなフリをしていて、その実、やはり本人の決意と努力によって変わることができると説いている。「気質」を姿勢と情動だけではなく、行動にまで広げて、分析する。アルコール、タバコ、スナック菓子、鬱、暴力といったやめたいと思っているのにやめられない。それはなぜか。遺伝子で決まっているのだ。ところがこれらを克服する手段がある。化学療法、セラピーだけではなく、ただその行動のメカニズムの知識さえあれば、自分の行動を抑制することができる。
著者はパーソナリティの遺伝的ルーツを理解することは、自分自身を発見し、他者と上手に関係を結ぶことに繋がると言う。子どもへの愛情、環境整備のプレッシ!ャーから解き放たれ、親の理想を子どもに当てはめようとするより、子どもそのものを理解するほうがうまくいくとわかるだろう。またそれはそのほかの人間関係にも役に立つ。
人より20歳若く見えて、20年長く生きる! (ディスカヴァー携書)
「アンチエイジングは生き方」という言葉が印象に残りました。
また、体力の低下が気力の低下につながって、それが行動を制限して、
さらに体力を低下させるという考え方にも納得。
からだのメンテナンスは、考え方にも行動力にも影響を与えると思うと、
アンチエイジングに取り組むことの意味の大きさを実感します。
一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方
やる気と脳の関係性についてかかれており、
脳はやる気を節約している!
やる気は身体の神経物質!
やる気は言い訳として都合がよい!
など、脳のメカニズム、生物学、精神論など
分野は様々!!!
最後にはタイプ別にやる気が出る脳の作り方が
書かれており参考になると思います!